野面積み

　はい、今週もお疲れ様でした。
　いやいや、ただ今、私の周りは次々物が壊れていますから、皆さん、御注意下さいね？

　というわけで。
　久しぶりに石垣です
　いや、お城です
　諏訪のお城は、高島城、といいます。
　
　最初の高島城は、茶臼山の上にあったそうですが、領主が諏訪氏から日根野氏に変わった時に、諏訪湖畔に築城されたのがこのお城。
　高島村という地名にあやかって、そのまま高島城になったみたいです。
　後に、諏訪氏は舞い戻ってくるわけですが、作ったのは日根野氏！
　
　連郭式平城で、諏訪湖に突き出した水城だったそうです。
　諏訪の浮城、と呼ばれていたそうですが、江戸時代初めに諏訪湖の干拓が行われ、水城ではなくなってしまったそうです。
　しかし、浮城、の異名を持っていたことから、日本三大湖城の一つらしいです。

　ちなみに三大湖城は、松江城（島根県松江市）、膳所城（滋賀県大津市）、高島城（長野県諏訪市）。

　遺構として、石垣、堀、門が残っていますが、天守や櫓は再建されたもので、本丸は公園になっています。
　
　すっかり冬支度ですが、雪は全くありませんでした。
　雪景色、風情があったろうね。
　
　天守は、復興天守で、内部は資料館、展望台になっているそうです。

　で、石垣です。
　野面積み、といいまして、稜線のところだけ加工されています。
　この一見、大雑把な、粗野な、フィーリングだけで積んでる様な石垣の作りを初めて知ったのは浜松城でした。
　ホント、浜松城の石垣はステキでしてねえ。
　もちろん、こちらもステキです

　お堀も昔は諏訪湖だったのです。
　それもまたステキ