はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

3月20日の常総市とか

2016-03-20 23:36:35 | daily
 久しぶりに常総市でお手伝いです。
 初めてお手伝いに行った頃はまだ夏だったのに、季節は巡って春になろうとしてます。
 今日の作業は、昨年、何度かお邪魔したお宅。
 年が明けてからも何度かのぞきに行ってましたが、お手伝いは久しぶりです。
 昨年、残すか壊すか迷っていた母屋を残すことが決まったので、本格的に復旧作業の開始です。
 だから、まだこんな感じ。
 でも、ここだけでは無いのです。
 いまだに、床や壁を剥がすことから始めているお宅が何軒もあるのが今の常総市です。
 もちろん、未だに余所に仮住まいの方も多いです。
 件数は減りましたが、ちょこちょことお手伝いの依頼があり、ぼちぼち活動しているボランティアさん達もいます。
 震災から5年、のかげに、水害から半年、の町もあるのです。
 そんなわけで、こんな感じです。
 
 壁や残った床を外して、柱などに付着したままの泥を落とします。

 お昼は、石下のアピタの隣のお店でランチ。
 
 アピタが一階部分完全に水没してますから、当然こちらも水に浸かっています。
 そこから営業再開。
 こちらは今日の作業場所のお宅のお嬢さんのオススメのお店だそうです。
 
 さすが高校生のオススメ、ランチのパスタはコスパ最高!
 美味しかったです~

 戻る道すがら。
 
 ここと。
 
 ここに立ち寄り、午後の作業再開。

 お掃除は、分かっちゃいたけど案外時間がかかります。
 柱の雑巾がけは次回に持ち越し。
 みんな埃まみれになって、終了です。
 お疲れ様でしたー

 そのあとは、水海道に移動。
 鬼怒川が決壊して寸断された道(旧294)を通りました。
 えぐれた土地はすっかり埋め戻されていました。
 
 ただの平地が広がるばかり。
 もうここが決壊現場と知る手立てはありません。
 あっという間に忘れ去られてしまうでしょう。
 ここを通ると、今東北の各地の震災遺構をどうするか、という問題を思い出します。
 復興・復旧のために、被害に遭った建物や道路を壊したり直したりするのは必要です。
 でも、そうして被害の跡が消えてしまうと、同じように人の記憶からも消えてしまうのです。
 そこにいる人にとっては、残されても不快だし、生活が不便かも知れません。
 でも、知らない人に伝えたり、記録として残すのは、不便以上に大事なのでは無いかと考えてしまいます。

 とかいうことを思いながら、本日のご苦労さん会の会場に到着。
 こちらは、森下町の沖縄料理屋さん。
 
 このお店も、水害から再び立ち上がりました。
 近くにあったCOCO’Sは閉店し、もう更地になっていました。
 復興とは、復旧とは、を考えさせられる今の常総市です。
 みなさま、よろしかったら久しぶりにいらしてください
コメント
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