管理人は書類・DVD・書籍を送るときには日本郵便のレターパックを利用している。厚さが3センチまでの品物が送れるので、近江町市場で買った「のどぐろ」の干ものを東京の息子に送ったこともある。
自宅マンションの直近にある郵便ポストは東京では見たことがない「小型」なのでレターパックは差出し口から入らないのである。
昨年暮れに年賀葉書を投函するときに「大型郵便ポスト」ならば年賀葉書専用の差出し口がつくられるので便利だったが、「小型ポスト」は一つなのでわざわざ年賀葉書を輪ゴムで括ってから投函した。金沢中央郵便局に電話をしたところ、「切手売り捌き所」の文具店前に設置しなければならないので、「大型ポスト」を設置するスペースも無く、また移動することも出来ないと断られた。その時は「郵便ポスト」とは「大型ポスト」のイメージしか出来なかったので諦めた。
ところが、近所にレターパックが投函できる「中型ポスト」を偶然に見つけたのデジカメで撮り、ウイキペディア 郵便ポストで検索したところ「郵便差出箱10号」だった。
そこで2月28日に金沢中央郵便局長宛へ「中型ポスト新設についての要望書」を郵送したところ、金沢市土木課と協議し、「切手売り捌き所」となっている文具店の前に「中型ポスト10号」を3月末までに新設すると回答があった。
昨日から工事が始まり、「中型ポスト」が新設された。郵便局担当者の話では、投函できない客から、文具店がレターパックを預かり、集配員に直接手渡しをしていたようである。レターパックを売出し商品にしている日本郵便と文具店の苦労を見過ごしてきた金沢中央郵便局のマンネリとサービス怠慢の誹りは免れないだろうと考える。