JR金沢駅東口には、もてなしドームと鼓門がある。山出前市長時代に、何処にでもあるようなありふれた駅舎でなく、「金沢らしさ」をコンセプトにとデザインをしたようである。「国際観光都市金沢」は「おもてなし」がメインスローガンであるが「持て成し」が原語であり、接待とか迎賓の意味である。そうであるならば外国人観光客が、金沢駅に降り立った時は“都心軸”である、金沢駅から武蔵が辻→香林坊→広坂交差点(21世紀美術館)までのメインストリートは、雪が降っていてもスニーカーでも歩けるような道となっていることが“おもてなし”であろうと管理人は考える。ところが金沢市が考えている“おもてなし”は駅構内の金沢観光協会がおこなっている“長靴の貸し出し”である。長女が昨年の正月2日に来沢したときには、観光協会は三が日休業であり、キャッスルイン金沢に宿泊しようとした欧米人家族は、横断歩道巻き込み部の水溜まりに難儀していたのである。(昨年のブログ)
観光客が引いているスーツケースも、シャーベット状の雪では、車輪が埋まってしまい動かないので、持ってある歩く姿を度々見かける。同じように車いすやシルバーカーの小さな車輪も少しの雪であっても動かない。スニーカーでも歩けるような道とは「雪中におけるバリアーフリー」と同意語なのである。
武蔵が辻交差点から自宅に戻る途中に、ガス工事会社が用水からポンプで水を汲み出している光景に出会った。この方式は金沢市の補助を受け。町会が用水の利用して融雪をしていることと同じであった。(北陸中日新聞記事)
金沢市都市再開発事業の建物“リファーレ”の歩道部分は屋根付となっている。しかし、昨夜の雪は北風によって歩道部分にも雪が積もり、シャーベット状となっていた。ここの歩道脇に用水があるので、水中ポンプで水をパイプから歩道に流せば融雪されると気がついた。
反対側で「金沢駅武蔵北地区第一種市街地再開発事業(第三区)新築工事がおこなわれている。施主・大和ハウス、施行・大和小田急・大成特定建設工事JV。(大和小田急も大成も東京・新宿区が本社であるというのも縁かいな)(^_^)
ここの現場責任者に、ポンプから用水を汲み上げ、歩道に融雪水を散水して欲しいと依頼をした。上司と相談してくれると返事をしてくれたので、実現を期待したい。買い物をした“モンベル金沢店”の女性店員にもリファーレ前の除雪をお願いしてきた。