<style type="text/css">#rect-l{position:relative;left:-5px}</style> 南スーダンに派遣されている陸上自衛隊が、1万発の小銃弾を韓国軍に貸した問題に関心があった。他国軍に1万発の弾を貸せると言うことは2~3万発の小銃弾を所持していたことになり、PKOと言いながらもいざとなれば戦争をする、しかも何千人ものアフリカ人を殺害するだけの銃弾を準備しているのだと考えていたが・・・・・。
「日本共産党は最近おかしくないですか」というサイトにも『私はこの情報に接したとき一番驚いたのは、日本のPKO派遣部隊(平和維持部隊)が、1万発発もの銃弾を持って南スーダンに派遣されていた実態に驚きました。私が情勢に疎いのかもしれませんが、1992年、国際平和協力法も基づいて国際連合平和維持活動(PKO)の一環として自衛隊等がカンボジア王国に派遣された時は、殺傷能力の高い武器の携帯は認められず、拳銃及び小銃のみを携行していました。』との記事があった。
ネットニュースに『南スーダンの韓国軍、小銃弾1万発を陸自に返還』【ソウル=中川孝之】韓国国防省当局者によると、南スーダンで活動する韓国軍は10日、陸上自衛隊から昨年12月23日に国連を通じて提供を受けた小銃弾1万発を、陸自側に返還した。 補充の弾薬が届き、必要がなくなったためという。韓国では、安倍首相の昨年12月26日の靖国神社参拝直後から、銃弾を返還すべきだとの声が上がっていた。(2014年1月10日23時16分 読売新聞)と報じられた。
さて、改めて防衛省・自衛隊の公式ホームページを見てみることにした。
「UNMISSにおける自衛隊の活動について」pdfがある。派遣されている自衛隊員は、「司令部要員3名」「施設部隊(4次要員) 約330名」「現地支援調整所約10名」となっているので合計約343名となる。
「主要な武器」は「9mm拳銃(計84丁)」「89式小銃(計297丁)」「5.56mm機関銃MINIMI(計5丁)」とある。この「89式小銃」の5.56㎜銃弾1万発を韓国軍に貸したことになる。
「89式小銃」をネットで探してみたところ「陸上自衛隊第一師団・装備品紹介」と「Wikipedia」「ニコニコ大百科」に詳しい解説があった。
安全装置のセレクターレバーを、3発が連続発射して止まる《3点制限点射“スリー・ショット・バースト”》にすると一瞬で3発の銃弾が発射する。650~850発/分なのでレバーを〈連射〉にして3秒間引き金を引いていれば30発入り弾倉が空になる計算となる。