葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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一国の総理大臣が火事の模型を使い、安保法案を説明するとは「世界の恥」だ!

2015年07月22日 | 憲法・平和・人権・防衛
 安保法案が説明不足だという世論調査の結果を見た自・公政権は、安倍総理自身を“説明役者”にして、テレビ出演させてしまいました。フジテレビに出演した安倍総理が、戦争を“火事”に例え話にしたことが“大炎上”と話題になっていましたのでYouTubeで見ました。〔くろねこの短語
 一国の総理大臣が、「アメリカ家と離れ屋」、路地を挟んで「日本家」の模型に、赤い塗料で染めた綿を火事の炎を盛んに操作をして説明している姿を見ていて恥ずかしくなってしまいました。
 同時に、阪神淡路大震災や東日本大震災の地震火災で我が家を焼け出された方々が、どのような思いでご覧になっておられるのか心が痛みました。そして各地の消防署や消防団関係者は、路地を挟んでいるからと「対岸の火事」で離れ屋が焼けるまで、出動しないという設定に呆れていたと思います。
 日本共産党の志位和夫委員長は『フジTVで、首相が、「模型」まで作って「戦争」を「火事」にたとえて必死に説明する姿はあまりに酷かった。「火事」は消し止めれば済むが、「戦争」は武力行使すれば相手は反撃するでしょう。首相が、戦争法案について、説明する能力を欠いているし、説明する意思もないことが良く分かる番組でした。』と鋭く批判をしていました。

 「火事は治世の乱」(火事を出すことは、平和な世の中に戦争が起きるようなものだ)という諺がありますが、安倍自・公政権は憲法九条によって平和が保たれている日本を「火事を出すこと」に躍起になっているのです。

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