22日の朝日新聞都内版に下記の記事があった。
『75歳以上の区民 運転免許証返納すると…スイカ・パスモ贈呈』
『杉並区が5000円分、区民証など交付も無料』
『杉並区は今月から、運転免許証を自主的に返納した75歳以上の区民に、ICカード乗車券SuICa」(スイカ)や「PASMO」 (パスモ)を贈るなど独自の支援サービスを始めた。
道路交通法の改正で、75歳以上のドライバーは免許証の更新時に講習予備検査(認知機能検査)が義務づけられたことなどから、自主的に返納する人が増えている。しかし、車が運転できなくなって移動に手間がかかったり、公的な身分証明書を失ったりすることで不便を訴える人が出ていた。
区の支援策の対象は、今年1月1日以降に自主返納した75歳以上の人。5000円分(預かり含む)のスイカかパスモを贈呈するほか、身分証明書として顔写真入りの住民基本台帳カードか区民証の交付手数料(いずれも500円)を免除する。申請期限は自主返納してから6カ月以内。問い合わせは区交通対策課(代表電話03・3312・2111)へ。』
管理人は以前「71歳で自動三輪免許返納」と、このブログにアップしたことがある。杉並区の記事を見て早速、新宿区みどり土木部交通対策課長に電話をした。免許返納者への対策をこれまで検討をしたのかと尋ねたところ、何も政策化していないとのことだった。杉並区は75歳からの認知症検査として予算化したようだが、管理人が高齢者特有の注意散漫になった体験から「免許返納」をしたのだから、新宿区は杉並区の施策を学ぶと同時に「70歳からの独自施策」を立案して欲しいと強く要望した。課長は検討した上で来年度予算に反映したいと応えてくれた。