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烏山川緑道を電動カートで走れない

2013年09月16日 | バリアフリーの交通・街づくり

管理人が住んでいる世田谷区には「ユニバーサルデザイン推進条例」と「推進計画」がある。

障害者の車椅子やベビーカーなどについての具体策はあるが、電動カート(ハンドル型電動車いす)についての認識が都市整備部担当課にないので不都合があった。担当をしている介護保険課自身「介護保険福祉用具」として歩行困難な高齢者に「電動カート利用」を積極的に推進する認識と姿勢がないので仕方が無いことだと考えている。国が介護保険の財源支出をセーブしていることが根本的な事であるが。

自宅から経堂地区会館別館へ行く道に「烏山川緑道」がある。自転車が通行出来ないようになっている「お邪魔棒」のガードパイプの間隔が狭いために電動カートが通れない場所が二カ所あった。先日砧公園管理事務所の職員にその場所を確認して貰い改修工事をして貰うことになった。

管理人の電動カート「ノア・モバイル アルファ」は「L1035㎜×W500㎜回転半径1100㎜」であるが、スズキ自動車の「スズキセニアーカー」の主要諸元は「L1195㎜×W650㎜回転半径1450㎜」であるので、これに合わせた設計にするようお願いをした。

Dsc01213

Dsc01204

都立砧公園内のガードパイプも電動カートが通れないので、改修工事を5月頃管理事務所に依頼してあるが、その後どうなったのか明日にでも電話をしてみたい。

ブログ記事『電動カートと「移動権」』 に書いたが、自らの「移動権」を確立するには、行政当局に働きかけることが重要だと思った今回の事案であった。

 


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