昨日の朝日新聞経済欄に「損保4社カルテル疑惑」が掲載しています。
企業向けの火災保険をめぐる損保大手4社による「カルテル」疑惑で、損保側が少なくとも100社超の取引先について、保険料を事前に調整するなど不適切な行為をしていた疑いがあることがわかった。各社は29日にも金融庁に報告する。業界の慣行として続けていたケースも少なくないとみられる。
複数の関係者への取材でわかった。
事前調整が疑われているのは東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、損害保険ジャパン、あいおいニッセイ同和損害保険。金融庁は8月までに各社に対し、9月末を期限に保険業法に基づく報告徴求命令を出していた。
金融庁が今後、悪質性 をどう認定するのかが焦点 になりそうだ。(女屋泰之、多鹿ちなみ)
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中古車販売の「ビックモーター」と損保業界との癒着を金融庁が調査しているが、「懲りない面々」の損保業界である。
新宿区の(株)神尾建設問題も、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」並びに「本人確認法」違反として、金融庁は三井住友海上火災保険に立入り検査をすべきであろう。
(了)