>特集 連載 書籍 週刊ダイヤ WSJ 「マスクは感染防止効果があるか」議論にみる、危機マネジメントの本質<
神戸大学岩田教授が「マスクに感染防止効果はない」と言う真意
講義の中で岩田教授は、「以前から『マスクに感染防止効果はない』と言い続けていて、未だに批判されることがある」とおっしゃっていました。岩田教授がこう主張する背景をひもとくと、このコロナ危機との向き合い方がわかってきます。
まず、前提として、ウイルスは必ず「経路」があって感染すると岩田教授は話します。HIVや梅毒であればセックスが経路になるように、新型コロナウイルスの経路は「飛沫」と「接触」であると。
医療現場ではエアロゾルといったことも生じる状況もあるが、一般ではほぼないのと、そういう超レアなケースにとらわれすぎると何をしたらよいかわからなくなり、一番しっかり対策しなければいけないところにフォーカスできなくなるため、新型コロナウイルスについて、一般の人は「飛沫」と「接触」から感染すると思っていればよいと話します。
つまり、「『飛沫』と『接触』から感染する」ことが、「新型コロナウイルスの一般感染原理」ということになります。すなわち、全ての「対策」は、その「原理」の上に考えなければ、優先順位を間違えるし、状況にあった適切な方法を考えることができない、ということです。
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17日に世田谷局から配達が始まり、昨日まちに待った「アベノマスク」が成城郵便局から配達されました。詳しく画像でお知らせします。
週刊文春5月7日・14日ゴールデンウイーク特大号によると、『埼玉県某所で倉庫業を営むX社だ。ここで、興和や伊藤忠のマスクが梱包、検品されているという。X社関係者が言う。「倉庫では海外から入荷したマスクの箱を開封して、各家庭への配布用の袋に詰める作業をしています。』
埼玉県の倉庫で、作業されて配達されたマスクなのでしょうか?
二枚折りガーゼが中に三枚。
自宅にあるマスクを並べてみました。
①アベのマスク
②セブンイレブン販売「綿100%ガーゼマスク」(販売会社:株式会社 祐源 MADE IN CHINA)
③友人の日中友好協会東京都連事務局長北中一永さんから送付された「湖北省製のマスク」
④南京民間抗日戦争博物館呉先斌館長から贈呈された「中国製のマスク」
⑤welcia販売「アイリスオーヤマ株式会社製のマスク」(MADE IN CHINA)
⑥welcia販売「玉川衛材株式会社製のマスク」(MADE IN CHINA)
①アベノマスクの生産会社と生産国は分かりませんが、②~⑥は全てMADE IN CHINAです。
新型コロナウイルスの飛沫を防げない「アベノマスク」は、配布すればする程「ギワクマスク」、「忠誠心マスク」に変化しているので、安倍自公政権への国民の怒りは益々激しくなっていでしょう。
(了)