[2023-8-8『1945ヒロシマ連続講座2016』「ヒロシマ通信」メンバーのみなさんへ]を転載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 今日の通信=シベリア抑留と御手洗志帆さんの映画祭 】
8月23日は何の日?と聞かれて、答えがすっと出てくる人は、残念ながらそれほど多くはないかと思いますが、「旧ソ連の指導者スターリンが日本兵をシベリアに移動させて労働に使役する秘密の命令を出した日」です。その数、およそ60万人、寒さと飢え、きつい労働の中で、その一割にあたる6万人が故郷に帰れずに命を落としました。いわゆるシベリア抑留ですが、8月15日が天皇による「終戦放送」で、その後の死亡ですから、彼らは「戦死者」ではありません。「抑留者」と一般的に呼ばれる彼らはいったいどういう存在なのか? いえいえ、ここで国際法上とかの定義を考えているのではないのですが、感覚的にこれを「拉致」と言ったら間違いでしょうか?
60万人に及ぶ「拉致」! こうした事態になったのは、いったい誰の責任なのか?
今日の通信は、シベリア抑留に関わる企画の紹介です。
そしてもう一枚は、2012年からたった一人で始めてとうとう今年は12回目!
資金難、コロナ・・・、さまざまな難題が押し寄せてきてもくじけずに立ち向かって続けている御手洗志帆さんの<持続する志>を、どうぞみなさん、さまざまに支えてください。クラウドファンディングに協力する、映画祭やコンサートに出かける・・・、さまざまな支援の形があります。
(了)