「人骨の会」(軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会・代表元新宿区議川村一之)事務局の島村英子さんに「阿片王・里見甫」の墓を撮影してもらいました。
西木正明著「阿片王・里見甫の生涯 其の逝く処を知らず」には、「昭和41年3月21日夜、箪笥町寓居で家族と談笑中突然倒れ、そのまま不帰の客となった。」(注・新宿区箪笥町)
千賀元史著「阿片王一代 中国阿片市場の帝王・里見甫の生涯」には、「1965年(昭和40年)3月21日、午後11時50分、里見甫は家族と談笑中、心臓麻痺に襲われ68歳の波瀾多い生涯を終えた。」
佐野眞一著「阿片王 満州の夜と霧」には、「昭和40(1965)年3月21日午後11時50分、里見は新宿区西五軒町の借家で、家族と談笑中、心臓麻痺に襲われ、そのまま不帰の客となった。59歳だった。」
千葉県市川市・里見家所縁の里見公園に隣接した安国山総寧寺に葬られている。
『里見家之霊位』岸信介元首相の筆
家紋「五三の桐」
東亜同文書院の三期後輩である大矢信彦の撰文
東亜同文書院の一期先輩である清水薫三の筆
凡欲に堕ちて 凡欲を超え
名利を追って 名利を絶つ
流れに従って 波を揚げ
其の逝く処を知らず
(🔙)(続く)