管理人は北陸航空「加賀特急バスプラン」を利用して、粟津温泉の旅館“法師”に宿泊した。レディ・ガガに肖って加賀温泉郷が「レディーカガ」を宣伝しているので、“法師”の女将にも会えるかもと楽しみにしていた。
週間天気予報では暴風雪であったが、旅行当日はそれほどの降雪では無かった。お目当ての女将は玄関先での「お迎え」にも「お別れ」にも会えなかったのは残念である。ロビーに飾ってある美術品のガラスケースの中に新聞のコピーがあった。それは北国新聞「ものは語る 戦後65年」シリーズに登場した旅館の46代目法師善五郎さんのインタビュー記事だが「戦争末期、営業を停止した旅館には傷痍軍人が療養に訪れた」という記述があったのでもらってきた。帰宅後、戦傷病者史料館「しょうけい館」に参考資料として郵送した。
翌日は那谷寺(なたでら)の参拝と雪の境内を散策したが、北陸三十三カ所観音霊場巡りをしているE・Kさんと巡り会った。E・Kさんは一流企業の幹部社員だったが、今春、早期退職をして自適の生活をしながら「旅衣」というサイトの管理人をしている方で、名刺交換をしてメル友になることになった。
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