『姉妹都市の中国・蘇州市と友好都市の大連市を23日から訪問する金沢市議会の代表団が18日、山野之義市長を訪ね、日程などを説明した。黒沢和規副議長を団長に、市議13人と随行2人。蘇州、大連両市や金沢美術工芸大と交流のある清華大美術学院などを訪ね、30日に帰国する。』との記事が一昨日の北陸中日新聞金沢版に報道された。
そこで管理人は、金沢市議会議会事務局に電話して詳細な日程などを聞き、また要望もした。
①JTB、北国観光、近畿ツーリスト、日本旅行の四社に相見積りをしてからJTBと随意契約を交わした。
②主な日程
金沢市⇒小松空港⇒上海市⇒蘇州市公式訪問⇒上海市⇒北京市・清華大学美術学院公式訪問⇒大連市公式訪問⇒富山空港⇒金沢市
③要望として下記の歴史を踏まえて視察して欲しい。
(1)上海市は第一次並第二次上海事変の際、陸軍第九師団が上陸した地点である。
(2)第一次上海事変後の1932年4月29日天長節祝賀会場の虹口公園で爆弾事件が起き、犯人の義士尹奉吉(ユンボンギル)が捕まり、金沢市郊外陸軍作業場で銃殺された。遺骸は野田山陸軍墓地の通路に埋められた。
(3)大連市では旅順戦跡を見学するが、日清戦争時は陸軍第三師団第七連隊が、日露戦争では第九師団が参戦した激戦地である。
(4)旧満鉄本社を見学して旧「満州国」の歴史から残留孤児問題を学ぶ。