今日は新日本婦人の会川崎市宮前支部マドレーヌ班が行った靖国神社ツアーのガイドをしました。午前10時30分に東京メトロ九段下駅6番出口で参加者9人の方と待ち合わせをしました。午後1時には終了したいということなので「しょうけい館」の中を簡単に紹介してから千代田区役所旧庁舎脇にある「愛国婦人会発祥の地」石碑を見てもらいました。
次に九段会館前庭にある戦跡を案内しようと思いましたら今日は「日本遺族会創立60周年記念式典」が行われるということで一般者は入れませんでした。朝日新聞夕刊を見ましたら天皇が挨拶をしたと報じられていました。
34才の方が「遺族会」とは何の遺族ですかと質問されました。過日の国際基督教大学の「英語の靖国ツアー」に参加した学生が遊就館で「零戦」を見るまで「ゼロ船」と思っていたと教授から聞きました。正に戦後生まれが人口の70%を占める時代ですから「戦争の常識」を一つ一つ丁寧に説明をしていかなければならないと痛感しました。
12月にも靖国ガイドのオファーがありましたが、12日から上海・南京への旅に出かけるのでお断りしましたので今日が本年最後の靖国神社ガイドとなりました。今年のガイドは全部で51回となり、昨年に比べて半減したのは参拝客の減少に比例しているからでしょう。小泉首相と靖国神社を参拝しない安倍、福田首相の相違でしょうね。