ベトナム戦争の時に「緑のバリケード」という小説を読んだ記憶があります。内容は覚えていませんが、ベトナム市民が素手で南ベトナム傀儡軍に立ち向かった話でした。
ウクライナ市民が、国旗を翻しながらロシア軍の戦車や装甲車に立ち向かい、ロシア軍が方向転換をして行く動画を観て感動しました。ゼレンスキー大統領の命令で出来ることではありません。
田村光彰(元北陸大学教授)氏は、講演で「治安維持法下の尹奉吉(ユン・ボンギル)、全権委任法下のドイツのゲオルク・エルザー。2人を通して日独の占領・植民地支配への戦後反省を取り上げ、ドイツの州憲法の1つにある「公権力への抵抗は権利のみならず義務」であると言われていました。(尹奉吉(ユン・ボンギル)とゲオルク・エルザー ~抗日独立運動と反ナチ抵抗~)
ロシア軍は「公権力」ではありませんが、ウクライナを支配してきたソ連邦時代と、軍事侵略をしてきたロシアに対する抵抗(レジスタンス)だと思います。
(了)