昨年の初詣は元旦に「初めて金沢での初詣」と、5日に「金沢五社めぐり その二」としてエントリーしたが、昨年の大雪に比べ、今年は比較的穏やかな三ケ日に「金沢五社めぐり」をしてきた。元旦は10500歩、2日は8300歩、3日は12000歩を杖をつきながら歩いたが左足にはなにも異常はなかった。
まず元旦は、尾崎神社と尾山神社、そして五社の一つ神明宮を参拝した。
尾崎神社
東京都民が明治神宮を初詣でするのと同じく、金沢人は尾山神社を参拝するようだ。バス通りから本殿まで長蛇の列が続く。
神明宮
昨年は小坂神社が最後の参拝となり、疲れた身体で急坂を登り懲りたので、二日の最初は、金沢駅東口からJR西日本バスで「山の上」バス停まで乗車し、小坂神社を参拝した。禰宜から五社めぐりのパンフレットを頂いたのでアップする。
参拝後は、東山寺院群を歩いて宇須多神社を参拝した。
浅野川大橋を渡り、主計町の狭い路地に入ったところに源法院があるが「金沢三十三観音の寺巡り」の幟があった。何れは「金沢三十三観音霊場巡り」をしてみたと思っている。
主計町事務所から暗がり坂を登り、久保市乙剣宮(くぼいちおつつるぎぐう)を参拝した後、のどが渇いたので「上林金沢茶舗」で棒茶と和菓子セットで休憩をした。店主から「下新町こまちなみマップ」を頂いたのでアップする。(マップの⑯がこのお店)
下新町は2010年に尾張町から分離して、旧町名を復活したと聞かされたので、新宿区牛込地区の「町名を守る運動」で前田藩加賀屋敷があった「市谷加賀町」の町名が保存されたこともお話をした。昨年、文化勲章を受賞した十代大樋長左右衛門の長男・年雄氏の作品が店の壁に飾られていた。大樋美術館も泉鏡花記念館もこの近くにあるので近日中に訪れたいと思う。
三日目の今日は北鉄バスに乗って天徳院前で下車し、天徳院を参拝したが、今日まで寺院はお休みのようなので参拝をしているの管理人だけであった。
金沢美術工芸大学の前を通りながら、椿原天満宮を参拝した。
その後、那谷寺でお目にかかった「旅衣」氏から聞かされていた「北陸三十三観音霊場」の一つ「寶圓寺」を参拝し、御朱印を頂いた。
寶圓寺は前田利家公の葬儀が執り行われた由緒ある寺院である。前田家菩提寺は天徳院と寶圓寺であり、金沢城で亡くなった前田家の人たちは、どちらかの寺院で葬儀が執り行われた後、野田山に埋葬されたのである。
管理人の金沢でのライフワークとなったテーマ「金沢城の不浄門はどこだったのか」について寶圓寺の方は調べてくれると言われたので、初詣をした御利益があったとのかと思いながら帰途についた。