再掲「天安門事件と美空ひばり」2016年６月５日

昨日は、1989年6月4日の天安門事件から27年でした。

6月23日が東京都議会議員選挙の告示日で、7月2日が投票日でした。
「日本共産党は中国共産党と同じ怖い政党だ！」と一斉に反共攻撃が始まりましたので、流石の故茶山克巳さんも7期目の選挙でしたが、新宿選挙区で最下位当選となりました。共産党都議団は19議席から14議席に後退しました。

7月5日が公示、23日が投票日の参議院選挙です。
管理人は、共産党の大型政党カーの道案内として運転席左側に座り、窓から手ふりをしていました。何時もとは違う、冷たい視線が注がれているのを感じながら新宿駅東口広場に着きました。
最近は、各党とも新宿駅西口が街頭演説の場所となっていますが、当時は殆ど駅東口でした。
既に公明党の街宣車が演説会をしていましたが、東京選挙区候補者の黒柳明氏が、こちらを指さしながら「ほらほら皆さん、共産党の黒い戦車がやってきましたよ！」と彼独特のだみ声で叫びはじめした。選挙の結果は、共産党の内藤功さんは落選し、共産党は議席を減らしました。

6月24日に亡くなった美空ひばりの葬儀が投票日の前日、22日に青山葬儀所で執り行われ、4万2000人が参列しました。ひばりの大ファンだった管理人も参列したかったのですが、もしもテレビ画面に映ったら拙いと思い直して、ジッと我慢をしてました。

27年前の天安門事件は、嫌な思い出ばかりです。
大事にしているお宝の週刊誌です。