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五輪エンブレムデザインの“色”は嫌い。何故“江戸和彩”を使ったデザインにしなかったのか

2015年07月31日 | 東京都政・東京五輪・新国立競技場・神宮外苑開発
 2020年東京五輪・パラリンピックのシンボルマークとなるエンブレムが、五輪の開会式まであと5年となった24日、東京都庁でお披露目された。全ての色が集まることで生まれる黒色を基調にしたデザインで、多様性や全てを包み込む世界を表現した。
 五輪のエンブレムは、アルファベットの「T」がモチーフ。「TOKYO(東京)、TEAM(チーム)、TOMORROW(明日)」の意味が込められている。パラリンピックは平等を表す記号「=(イコール)」をデザイン化した。
 国内外の104作品から審査を経て、広告関連の国際的な賞であるカンヌライオンズ金賞に輝いたこともあるアートディレクターの佐野研二郎さん(42)の作品が選ばれた。

 この佐野さんのデザインが、ベルギーのデザイナーから模倣だと訴えがなされようとしています。またスペインのデザイナーの作品が酷似しているとの指摘もあります。
 ベルギーとドイツの国旗には“色”は力強さを表されていると説明があります。しかし、日本では“色”は不吉な色であり、水彩画教室では“色”は使用しないように指導されています。「全ての色が集まることで生まれる黒色」とは「全ての色を混ぜ合わせた濁色」なのです。リクルートスーツがであったり、を使ったお洒落なファッションもありますが、例外でしょうね。
 江戸色の江戸紫、新橋色などスカイツリーの照明にも使われているように“江戸・東京”の色彩を使用することをオリンピック組織委員会は、デザイン応募要項にうたわなかったのでしょうか。
 漫画家のやくみつるさんも厳しい批判をしていますので、この際、競技場デザインだけではなく、エンブレムも“白紙”に戻したら如何でしょうか。

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