『「ウィズコロナ」の時代は、もうこれまでの自粛でよろしくお願いしますという段階から、自分を守る、お店を守る、自粛から自衛の局面に移行していくということを念頭にしながら、「新しい日常」の定着をお願い申し上げます。』と記者会見で小池百合子都知事は述べました。
「自衛の局面」を聞くと管理人は直ぐに「自存自衛」という言葉を思い浮かべてしまいます。何となれば靖国神社・遊就館内展示室11「大東亜戦争」「日米交渉」の大きなパネル「帝国国策遂行要領」、「第三次近衛内閣総辞職 16日に東条内閣成立」、「白紙還元の御錠」、「ハル 甲案に関心示さず」、「開戦の詔書」を説明をしているからです。
我都は自存自衛を全うする為対新型コロナ戦争を辞せざる決意の下に概ね六月下旬を目途とし第二波戦争準備を完整す
帝国は自存自衛を全うする為対米(英蘭)戦争を辞せざる決意の下に概ね十月下旬を目途とし戦争準備を完整す
昭和十六年九月六日御前会議決定
帝国は現下の急迫せる情勢特に米英蘭各国の執れる対日攻勢ソ連の情勢及帝国国力の弾撥性に鑑み「情勢の推移に伴う帝国国策要綱」中南方に対する施策を左記に依り遂行す
帝国は自存自衛を全うする為対米(英蘭)戦争を辞せざる決意の下に概ね十月下旬を目途とし戦争準備を完整す
帝国は右に平行して米英に対し外交の手段を尽して帝国の要求貫徹に努む対米(英)交渉に於て帝国の達成すべき最小限度の要求事項並に之に関連し帝国の約諾し得る限度は別紙の如し
前号外交交渉に依り十月上旬頃に至るも尚我要求を貫徹し得る目途なき場合に於ては直ちに対米(英蘭)開戦を決意す対南方以外の施策は既定国策に基き之を行い特に米ソの対日連合戦線を結成せしめざるに勉む
(了)