カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

03・Jun・2010

2010-06-03 | エッセイ


  今日、今年になって初めて、私が仕事をしているアトリエにゴキブリが出現した。小さな5ミリくらいのものである。直ぐに叩き潰した。以前は蚊が襲来した。私の部屋にはゴキブリの食べるものなど無いのである。私は部屋で物を食べることはまずないのである。しかし飲むことはある。気付けのコーヒーと、夜の友のウィスキーである。ほぼこの2種類に限られる。部屋で飲む時はツマミは取らない。そのゴキブリも出てくるところを間違えたというわけだ。後は生物はほとんど寄ってこない。鬼でも住んでいるのかと思っているのかもしれないが、それでよいのだ。
 ここ数日暖かくなって、生き物が多く見られるようになった。今日は屋外でトカゲを見たし、数日前は、イタチのようなのものも見た。夜だったのでシルエットだけしか確認できず、タヌキかとも思ったのだが(タヌキは家の近くでよく見られるのである)、尻尾の感じが水平に細く伸びていてタヌキとは何か違う感じがした。気温の上昇とともに動物もいろいろ動き出しているようなのである。先日は東北かどこかの山で熊に襲われて亡くなった人も出たくらいだ。
 口蹄疫は、かなりの収束を見たようではあるが、それでも残念ながら10万頭を超える牛、豚が殺処分になったそうだ。ワクチンを何回か打って、経過措置を見ながら「病気を治す、治るのを待つ」ということができなかったのだろうかと思う。取られた措置は、治ったと思ったら別のが発症し、またうつり、という繰り返しが起きることを危惧してのことかもしれない。新聞紙上に中学生の少女の意見で、「良い薬を作ってください」という趣旨のことが書かれていたが、最終的にはそこら辺が要だろう。よいワクチンができれば「完治」ということもあるかもしれない。現在のものでも何回かに分けて打つわけにはいかなかったのだろうか、とそう思う。
 口蹄疫のことを書くつもりはなかった。ゴキブリのことだ。アトリエでは初ものである。初ものではあるが、撃退をすべき初ものなのである。水周りで出てくるでかいゴキブリについては「ゴキジェットプロ」の出番で、これの噴霧は効きがすごくスカッとするので楽しみなのであるが、アトリエでの噴霧は諸々の理由で、ちょっとできない。したがって、叩き潰すのである。私は意外と血も涙もない人間なのかもしれない。
 生き物の話になったが、そういえば、暖かいだけではなく雨も降ったりしたのでその影響か、一昨日あたりはナメクジも見たゾ。私はあまり生物好きではないが、それでもここ数日でこのぐらいの数にはなる。
 
 サッカーのワールドカップがどうなるか、TV、ラジオで話題となっている。先日、日本代表の試合などをTVで観ていて、その後、デンマーク、オランダ、ポルトガル、スペインなどの試合をやっているのを偶然観た。なんだこれは、視聴者を興奮させるために分からない程度にVTRを早回ししているのではないか、と思ったのである。スピードがまるで日本代表の試合と違うのである。うわー、これは勝てんわ、と思った。これはもう、シェフか何かに化けて相手チームの調理人として紛れ込み、毒饅頭でも食わせて腹痛でも起こさせるしかないか、と姑息なことも考えたのだが、「シェフ」と「毒饅頭」は洋と和で、ミスマッチである。毒饅頭しか作れない人間を送り込んでもすぐバレそうなのであった。
 しかし、この前のイングランド戦はディフェンスの動きは、上手く密に連動して格段に良くなっているように思った。チーム練習でお互い仲間の動きがつかめてきたのかもしれない。後半、少し効き目が薄れたようだがこれもまだ時間はあるから練習できるだろう。ボール奪取とキープ、速いアタックと決めのシュート、この辺がもっと欲しいなと思った。
 相手チームをゴキブリの様に叩き潰せるとよいのだが、対戦相手はどれも強そうだ。簡単にはいきそうもない。

                                                                           
                                                                                   

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