福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

「影のない女」は、やっぱりベーム盤

2013-11-12 10:56:26 | レコード、オーディオ
「影のない女」は、やっぱりベームのデッカ録音に限る。サヴァリッシュを途中で止めて、こちらに乗り換え。なんという至福!

上は英オリジナル LXT5180 / 84のモノーラル盤(オレンジ・金文字レーベル)。下はアメリカ輸出仕様のリッチモンド・レーベル SRS64503(英プレス)ステレオ盤。
英SXL盤が存在しないので、これがかなり初期のステレオ・プレスだと思う。どなたか、これより古いプレスをご存知なら教えて欲しい。

どちらもデッカ芸術の最高峰。恐るべき優秀録音で、30数年後のサヴァリッシュ盤など、足下にも及ばない。
もちろん、歌手、オケ、指揮ともに、演奏も素晴らしく、陶酔と戦慄の極致。

今は詳しく書く時間がないので、写真での紹介に留める。悪しからず。


今朝は、リヒャルト・シュトラウス!

2013-11-12 10:23:11 | レコード、オーディオ
しかし、今朝はビートルズではなく、リヒャルト・シュトラウスを聴いています。

写真は、苦労して見つけたサヴァリッシュ指揮の「影のない女」LPボックス。CD隆盛期の1987年録音ということで、プレス枚数も少なかったのでしょう。「アラベラ」は、いくらでもあるのに、こちらは殆ど見掛けません。苦労したと言うわりに、どこで見つけたか記憶にないのですが(笑)・・。見つけたときの驚きと歓びの感情は覚えているのに。

演奏の魅力は、断然、猿之助演出で話題になった愛知芸文こけら落としライヴ(DVD)が上ですが、こちらは実際の上演ではカットされる小節も含む完全全曲盤というのが魅力です。大好きなベームのデッカ盤にもカットはありますから。