福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

今日の旅の友

2013-11-23 22:45:07 | 日記
今日の倉敷への旅の友は、いつものフレデリック・コンスタント・オープンハートではなく、山本寛斎。これでも、スイスのムーブメントを使用した立派な自動巻。クオーツは、どんな高価なブランド品でも身に付ける気持ちになれないもので・・。

今年亡くなった義父にプレゼントしたものが戻ってきたもので、時々身に付けるようにしている。

 

なぜ、かくも自動巻の腕時計に胸焦がれるのか?
元来のアナログ好きという性向もあるけれど、いまハッと思い付いたことがある。

まだ、クオーツ時計の普及する前の幼き日々、父がしていたセイコーの腕時計だ。日に何度か腕をブルブル震わしては時計のネジを巻いていた仕草が脳裏に焼き付いている。その仕草を見るのが好きだったのかも知れない。
いま、父は母と共に故郷鹿児島に暮らしているが、その腕にはエポスの自動巻腕時計がある筈である。

CD、DVD印刷物の校正終了

2013-11-23 11:52:47 | コーラス、オーケストラ


本日の午前中は、聖トーマス教会のライヴCDとDVDのための印刷物の校正を終了した。
それほど、分量はないので、再校、3校あたりで、ケリは付くだろう。

配布が身内限定とはいえ、一生に一度の記念すべき演奏会の記録ゆえ、
しっかりした形で残したいものだ。

プレス枚数や、そのための資金繰りなど、問題は山積だが、ひとつずつクリアしていきたい。

校正中、突然、本番前日のリハーサル風景が心に蘇ってきた。
ザクセン・バロックオーケストラの鮮烈な印象は、いまも忘れられない。
というわけで、旧ブログにも掲載した聖ミヒャエル教会に於けるリハーサル風景写真を掲げた次第。




密かなヒット映像

2013-11-23 01:18:54 | コーラス、オーケストラ
先日アップした聖トーマス教会ライヴ、御陰様でご好評を頂いているが、
私がこれまでにアップした動画で最もヒットしているのは、
ヴォイス2001による信長貴富作品「うたをうたうとき」からの2曲の映像である。
アップしてから1年3ヶ月ほどで、8600カウントに迫る勢いだ。

第31回厚木合唱祭 ~信長貴富先生をお迎えして~ 
2012年7月16日(月) 海の日 厚木市文化会館 大ホール
信長貴富作「世界で一番おいしいパンケーキ」 「春」 
http://www.youtube.com/watch?v=mTg3zAF7dtM

バッハの映像に興味を持たれた方にも観て欲しい。

映像は2階席より家庭用のハンディカムで、音声もその内蔵マイクで手軽に録ったもの。
合唱祭当日は、私もお手伝いさせて頂いた名古屋マーラー音楽祭の最終日。
井上道義先生指揮による「千人の交響曲」の2日目にあたり、
後ろ髪引かれるように厚木入りしたのを憶えている。
もちろん、長年指導しているヴォイス2001との本番を軽く考えていたわけではないが、
一期一会の瞬間に立ち会えない無念さはあったのである。

しかし、こうして映像を観ると、名古屋での感動を力とした良いパフォーマンスだと思う。
閲覧の多い要因は、同曲の映像が、他になかなか見当たらないこともそうで、
先日も長岡のピアニストから、「今度、自分のコーラスで練習するので検索したら、知っている人が指揮していて驚きました」と報告を受けたばかり。

ヴィイス2001も、このときと若干のメンバーの異動はあるが、最近ますます親密なハーモニーとなっている。
来年1月からは、このヴォイス2001が主催者となって、月に2回「マタイ受難曲」の練習会を始める予定。
東京ジングフェラインの本番に合流し、夢は聖トーマス教会である。

男声の希望者が多い場合は受け入れも検討している。詳細が決まり次第ご報告したい。