福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

パーヴォ・ヤルヴィの「復活」を聴き逃す

2015-10-04 15:12:00 | コンサート
いま、これを書いている時間、NHKホールにはパーヴォ・ヤルヴィ指揮によるマーラー「復活」が鳴り響いているはずである。

記念すべき首席指揮者就任披露演奏会のひとつ。あのリヒャルト・シュトラウス「英雄の生涯」の超弩級の名演を思い出さずとも、聴いておきたいコンサートに違いない。

しかし、今回はご縁がなかった。
まず、初日の10月3日(土)は、イブラギモヴァのモーツァルト・ツィクルス3日目があった。チケットを購入する段階での優先順位は、断然イブラギモヴァにあったのだが、1日(木)の初日に接して株は急落。俄然パーヴォ&N響の方を聴きたくなったのだが、チケットが手には入るわけもなく断念。そのまま王子ホールにてイブラギモヴァを聴いたが、彼女のモーツァルトへの評価の覆ることはなかった。

さて、本日は、富士フィルさんとのマーラー「復活」のための合唱指導がある。これはドジを踏んだ。得意の早合点から昼間の練習と思い込んでいたのだ。つい数日前、夜の練習であることが判明。それなら、15:00開演のN響を聴いてもギリギリで間に合ったはずなのだが、これまた、チケットの入手は叶わなかったのである。

というわけで、傷心のままロマンスカーに揺られ南下しているところ。

まあ、いつもで引き摺っても何にもならないので、切り換えていこう。明日は東京文化会館で、ハイティンクの
ブラームスが待っていることだし。