福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

幻のマンゼ ~ 指環の呪い?

2016-02-17 06:47:20 | コーラス、オーケストラ
株価の下落とともに我が体調も急降下。先週末の合宿後に底を打った模様。昨年からの疲労の蓄積で抵抗力の落ちていたところ、どこかで悪いものを貰ってしまったのか・・。

というわけで、今朝の出発は断念し、数日間静養することとする。乾燥した機上で苦しむのは目に見えているし、ドイツで医者の世話になるのも大変。こんなときは、気圧の変化で耳もやられやすいので用心すべきなのだ。

いろいろ反省すべき点はあるが、1月29日~30日のマタイ稽古から本番のハードなスケジュールで消耗した体力を回復させる時間を作らなかったこと。或いはそれに耐えうる体力づくりをしなかったこと。

不幸中の幸い、聖トーマス教会のマタイまで、まだ2週間あるので、予定していた現地でのコンサート、オペラ通いへの未練は断ち切って、回復に努めたい。

海外コンサート、オペラ観賞を断念するのは、2010年のヴェルザー=メスト&ウィーン国立歌劇場の「リング」全曲以来。今回も、ライプツィヒの「ワルキューレ」「ジークフリート」、ドレスデンの「ワルキューレ」が予定されており、どうも「リング」に嫌われているようだ(笑)。