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明鏡   

鏡のごとく

あしゅららが

2009-08-19 18:38:12 | 
どうひとつ 
あしふたつ 
くちみっつ 
みみよっつ 
めとてがむっつのものはなあんだ

そんなことをいわれてもと
あしゅららがたちすくむなか
ひだりまわりに
ひとだかりはくろぐろとした
めだまのひかるうずをまいていく

ときはうごかしようもないようで
たちどころをなくしたように
うごいていたことにきづく
しゅいろのにぶいうろこを
はがすようにおちていく
 
とき とき とき

あしゅららは
ひとだかりが
まわりをまわりすぎて
めをまわしたときを
身体に宿しているようにたっていた

ときのこえをしらせる
にわとりのような
かるらの肉垂のほんのすこしのゆらぎを
みることができたならば
こえはとまってみえるだろうと

くらやみのなか
うかびあがる
あしゅららを
ちかくで とおくで 
ながめていたとき かんがえていた