がけのした まだいきたかっただろうとみあげては なぜだかさむいよるのこと
削られた禿げ山の夢
小学校の時のともが前と後ろにいる
夜である
黒い水が流れてくる
道か 川か 用水路か
よくわからないが
そこを雨の後の水のように素早く
波を立てずに
黒い水が走って行くような
コの字型の上の方を
とものひとりが
なんとか這い上がり
黒い水の流れに抗い
上の方に登って行こうとしている
次の瞬間
どこかで見た家を見つけて
その向こうにそびえている
水の流れた後が
南瓜のこんもりとしたような溝
行く筋もの縦に割れた溝のように
なっている小高い山を見つける
この山の上で
何かが起こったのだと夢の中で思ってる
小学校の時のともが前と後ろにいる
夜である
黒い水が流れてくる
道か 川か 用水路か
よくわからないが
そこを雨の後の水のように素早く
波を立てずに
黒い水が走って行くような
コの字型の上の方を
とものひとりが
なんとか這い上がり
黒い水の流れに抗い
上の方に登って行こうとしている
次の瞬間
どこかで見た家を見つけて
その向こうにそびえている
水の流れた後が
南瓜のこんもりとしたような溝
行く筋もの縦に割れた溝のように
なっている小高い山を見つける
この山の上で
何かが起こったのだと夢の中で思ってる