よなかにもはしるくるまのこらをのせ いけどもいけどもみちのつづきて
とんびのつめが
とおくからつまびいているような
秋桜がゆれる丘の上
燈火台に火をともし
のろしをあげ
太宰府迄見えたという丘の上
円陣を組む石たちに乗った
万葉の時の真ん中に降りて行くまえの儀式のように
とんびとび こらもとび
防人の姿は見えずとも
秋桜がゆれる丘の上
とんびとび こらもとび
海の向こう
もうすぐうられてしまう観覧車にも人の姿はみえないが
時もまた見えないものでとまってみえて
とおくからつまびいているような
秋桜がゆれる丘の上
燈火台に火をともし
のろしをあげ
太宰府迄見えたという丘の上
円陣を組む石たちに乗った
万葉の時の真ん中に降りて行くまえの儀式のように
とんびとび こらもとび
防人の姿は見えずとも
秋桜がゆれる丘の上
とんびとび こらもとび
海の向こう
もうすぐうられてしまう観覧車にも人の姿はみえないが
時もまた見えないものでとまってみえて