ぼんのうを

ぼんのうをとおりこしたらこぼんのう　のうぜんかつらのうたをおもうて

やみのこどもたち かね

やみのこどもたちをよんだ
やみにいるのはこどもではなくおとなであった　かね
こどもをひきづりこんで
あなというあなにどくをおしこんでいるだけではないの　かね
どくがまわったところで
やみで　せいきをうりはらって
ぞうきをうりはらうだけではないの　かね

そうして
こんなやみがあるから　やみはいけないとしつようにせめたて
ほうりつでおもてだってうごきまわれるようになるだけではないの　かね
だれかがしぬのをまっている
ぞうきをうりかいしたいひとたちが
もうやみはあきたといって
おおっぴらにはたらきたいだけなのではないのぷろぱがんだ　かね

にほんじんはほかのくににいって
ぞうきをもらっているといわれるが
そのぞうきをおくたんいでうりかいし
ぼろもうけしているのはどこのだれ　かね
そこではぜいきんはかかるの　かね
ひとのいのちはとうといなどといいながら
だれかのしぬのをまつのはだれ　かね

さんざん
せいをうりものにして
うるものがなくなったら
さいごには
なくなったものの　
したいまでも
うりかいできるようにするほうりつなんだろう　かね

もういいだろう

たたかいをたてにしてみてなにもらう　もういいだろう　いぬのなきこえ