akubiののほほん日記

のほほんとした日常の一コマを綴っています。

入院9日目 退院の朝

2007年07月21日 16時31分28秒 | 入院~手術してから
7月5日

今日は、いよいよ退院できる日。

その前に、前日のことで書き忘れていたこと。
3日、硬膜外麻酔の跡に貼ったテープがかゆくなってきたので、
検温の時に、看護師さんに質問する。
akubi: 硬膜外麻酔の跡に貼ったテープ、いつまでしておくんですか?
    かゆくなってきちゃったので・・・
nurse: もう取ってもいいですねぇ。 ちょっとみせてもらえますか?
akubi: はい。よろしく。(と、パジャマの上を脱ぎ、背中をみせる。)
nurse: もうきれいにふさがっているので、今取りますね。

ふさがる? 
そんなに大きい穴が、あいていたの?
と、ギョッとしたが、驚くほどのことはなかった。
脊髄につながっている穴だもの。
菌が入れば大変だから、慎重になるだけのようだ。

さて、ここからは4日のお話。

朝の検温。
熱も問題なし。
血圧にいたっては、自宅で測っても出たことがない数字。
上が116,下が69・・・
いかにストレスがないって事だろう。

病院での最後の食事も完食。
この病院は、2時までに退院すればいい。
私の場合は、息子が下校してくるまでには、
帰っておきたい。
午後に病院を出ても十分間に合うが、
梅雨のこの時期、大雨警報がでて、
下校時間が早まるかも知れない。
そう思って、請求書が出る10時半近くに退院することにしていた。
母と従兄が迎えに来てくれるって言うし・・・

先生が、「教授の退院前検診を受けて下さいね。」と、
言っていたので、外来に降りるんだろうって思っていた。
と言うのも、木曜日の午前中、教授は外来に出ているので。

で、ベッドに寝転がっていたら、いつの間にか寝てしまったようで・・・
師長さんの「akubiさん、退院前検診をするので、処置室へ来てもらえますか?」の声に、少々あわてる。
? 今処置室って言ったよなぁ・・・

ぼけ~とした頭で、処置室へ行く。
どうやら私は2番目のようで、廊下の椅子に座って待つ。
名前を呼ばれたので、中へはいる。
担当は、2回目の術前検診の時に出会った先生だ。
あれ? 退院前検診には、師長さんがつくの?
ふ~ん・・・と思いながら、内診台へ上がる。

まず、お腹の創をチェックした後、あちこちを押さえている。
Dr : 痛くないですか?
akubi: はい、別に・・・

その後内診。 
子宮を取ったので、縫合したところのチェックをしているんだろうな。

Dr : はい、問題ないです。 退院オッケーです。
akubi: ありがとうございました。

腹帯、下着を身につけながら、師長さんに質問する。
akubi: いつまで腹帯をしてた方が良いんですか?
師長 : いつまで・・・って、はっきり言えないんですけど・・・
    面倒だったら別に腹帯じゃなくてもいいですよ。
    腹巻きやソフトガードルでもかまわないし。
    ただ何もつけないと、縫ったところが盛り上がってくるので、
    しばらくは何か身につけておいて下さいね。

ほぉ! そう言うものか・・・
出来るだけ早く縫ったところを目立たなくさせたいので、
何か身につけよう!
でも、ガードルは苦手だしなぁ・・・

処置室から病室に戻ると、誰もいない。
いや、看護助手の人で一杯。
と言うのも、木曜日は、シーツ類の交換日。
ホコリがもうもう舞っているので、みんな病室から出ているようだ。
ただし、私のベッドは、退院後に交換するようだ。

でも・・・
先週の木曜日って、こんな大がかりにやっていたっけ?
いくら記憶を呼び戻しても、こんな光景はない。
なぜだろう?
私なりに考えたこと。
先週のこの時間帯は、この病室には3人しかいなかった。
当然残りの3つのベッドは、シーツ類を交換した後。
その数の違いかも・・・

そのうちに、みんなゾロゾロ戻ってきた。

10時近く、空いていたベッドに新しい人が入ってきた。
年配の女性で、ご主人と一緒にお見えだ。
「よろしくお願いします。」と、みんなに向かって挨拶されるが、
私は、もうすぐ消えますんで・・・

検温の時間になり、看護師さんがやってきた。
特に私には用はないだろう・・・って、思っていたら、
「akubiさん、これ外来の予約票です。」と、紙を差し出す。
ただし、渡してくれる前、
「えっ! 次8月2日? えらく日にちがあるやん!」と、
驚いておられた。
こっちだって、聞いて驚きますよ。
初めての外来は、2週間後って思っていたんだもん。

nurse: でも退院されたら、家事をしないわけにはいかないしねぇ。
akubi: そう、手を抜けることは、手を抜くつもりだけど・・・
    昨日先生に、10キロの犬は当分抱いてはいけないって、
    言われたし・・・
nurse: でも、重い物を持って、お腹がさけたって話は、聞いたことがないけどな    ぁ。

でしょ? 
いちいち物を持つとき、重さを量る訳じゃないんだけどなぁ。
持てない!って思ったら、持たないと思うし・・・

10時半頃、医事課の人が、請求書を持ってきてくれる。
いろいろ説明してくれる。
包括評価制が、どうのこうの・・・
確か入院案内に書いてあったわねぇ。
限度額が、どうのこうの・・・
そうかぁ~ 
これがなかったら後から高額医療の申請をしないといけなかったんだよね。

その時は、請求書の見方がわかった気になった。
(家に帰って、もう一度見たとき、な~んにも覚えていなかったけど)

説明を受けているとき、母と従兄がやって来た。

あっ! 迎えが来たので、そろそろ退院しますね。
「じゃあ、忘れ物がないか、チェックしますね。」と言って、
ベッドサイドのセイフティボックス、荷物入れ、ベッド下をチェック。
引き出しは、引き抜いて奥に落ちていないかチェックしていた。
そして、手首につけていたリストバンドを、切り外してもらう。
「お世話になりました。 ありがとうございます。」と、挨拶する。

今日入院してきた人は、まだカーテンが閉まったまんま。
まあいいか~~
残りの人たちに、
「お世話になりました。 一足先に帰ります。」
と、挨拶をして、病室を後にする。

そして、ナースステーションの前でも、
「akubiです。 お世話になりました。」と挨拶をして、
病棟を後にした。















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入院8日目 面会時間終了後

2007年07月20日 11時24分00秒 | 入院~手術してから
7月4日

入院初日、心の準備をしていなかったので、
8時に流れた「面会時間終了」の放送に、
なんの放送が始まるんだ!と、どきっとした。
でも、8日もたつと慣れて、
「逆に8時か~」と思うようになったものの、
お見舞いに来られた方の中には、
「後ろ髪を引かれる思いの方もいるだろうなぁ。」
そう思うと、すごくもの悲しい調べに聞こえてしまう。

でも、気のせいか8時を過ぎると、
病棟内に静けさがやってくるように思う。

病室内で、みんながおしゃべりをしていると、
仲間に加わらないといけないと思っていたさん。
「自分のペースで寝て下さいよ。」と声をかける。
私だって、話に入らないで寝ているときもあるから・・・

さん・さんと、おしゃべりをしていると、
必然的に私の体は、廊下側を向いている。
その廊下を、通る1人の姿が目に入る。
あれ?月曜日に退院していったさんに似ている・・・
でも、その時は自信がなかったので、黙っていた。
あの方向だから・・・トイレ?
でも、入院してきたら声をかけてくれるよねぇ?

戻ってきたのは、やはりさんだ!
ヤッホ~!と声をかけ、手を振る。
だって、さんの名字、はっきり知らないんだもん。
声に気づいて、こっちを見るさん。
「どうしたの?」と不思議そう聞いてくるさん。
名前を知らないので、言いようがないよ・・・

「いつ入院したの?」と、声をかける。
その声につられ、廊下を見たさんが、
呼びかけたので、さんが入ってきた。

「本当は明日入院予定だったけど、具合が悪くなって今日に入院。
でも病室が空いていないんで、回復室に入っている。」とのこと。

このさん。
病気について、あれこれ調べる熱心な人。

いや、私もネットであれこれ調べるけれど、
知るだけ知ったら、「なるようになるさ」と、
思ってしまうタイプ。
マイナスに考えたって、免疫力が落ちるだけだもん。

だけど、さんは、マイナス思考タイプ。
もっとも具合が悪いから、仕方がないかも・・・
おまけに、家の近くじゃあれこれ言う人が多く、
入院なんて出来ないので、遠く離れたこの病院に来ている。
家族と離れているので、それも関係しているのかも知れない。

さんと同じ病気を経験してきたさん
今回も同じ病気で、手術をする。
は、明るく前向きな方なので、
さんもパワーをもらってくれれば・・・と思う。

やがて、消灯時間になる。
ベッドに横になっていたら、先生の声。
さんの所へ来ているようだ。

次に私の所へ・・・
akubi: お世話になりました。
    ありがとうございました。
    おかげさまで、明日退院できそうですね。
Dr : そうですね。
    手術できれいにとったし、創もきれいになっているし・・・
akubi: あとは、日にち薬ですかねぇ。
Dr : そう、家事をしないわけにはいかないだろうけど、
    無理をしない程度から始めて下さいね。
akubi: ところで、重い物って持っては駄目なんですよね?
    うちの犬、10キロくらいあるんですが、抱くなんて無理?
Dr : 10キロですか・・・
    重い物を持って、傷口が開くってことはないと思うけど、
    しばらくはなでるだけにしておいて、抱くのは外来を受けてから・・・
    って、ことにしましょうか?
akubi: そうですか、わかりました。

その時は、外来診察は2週間後だと思っていたので、
「わかりました。」と、返事をしました。
でも、退院できるのは嬉しいけど、
先生に会えないのは、
ちょっと寂しいかなと、ちょっぴり思った。








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入院8日目 夜

2007年07月20日 09時45分26秒 | 入院~手術してから
7月4日

この日の夕食は、選択メニュー。
とにかく見た瞬間、「牛丼だ!」と思ってしまったので、
もう1つのメニューは、全く記憶がない。

牛丼だ~と、さんと2人、
看護助手さんが、運んできて入れるのを、
今か今かとワクワクして待つ。

牛丼とお味噌汁とお漬け物
う~~ん、牛丼セットじゃん。
少々薄味だけど、おいしく頂く。

当然のことながら、食べ終わっても、
まだ配膳車は、戻ってきていなかった。
もっとゆっくり食べなければ・・・

病棟にいる医事課の人が、
「これが入院費の概算金額です。」と言って、
明細を持ってきてくれる。
退院の時、家族にお金を持ってきてもらうケースがあるからかもしれない。
私は、一応病院内にあるATM機の銀行の口座にお金を入れていたが、
ポイントもつくので、クレジットカードで支払うつもりだったため、
いくらかかるか?って事を心配していなかった。
概算金額を教えてもらって、なるほど~って、思った。
ちなみに私の場合、入院・手術費は概算で約14万円だった。

正式な金額は、明日退院前検診を受けないと、わからないので、
請求書の発行は、10時半ごろになると言う。

本当に、ダンナが来るのかな?と確認の電話を入れると、
「もう少ししたら、家を出る。」との事。
病室で待っていても、息子は入ってこないかも知れないので、
時間を見計らって、エレベーターホールで待つことにした。

7時頃、ダンナ・息子・母が、やって来た。
とりあえず、ディルームへ入る。
息子は落ち着かないのか、病棟内を散策。
「トイレ」というので、案内する。
なんせ、この階は女性患者のみなので、
メインであるのは、女子トイレ。
男子トイレは、東病棟の端まで行ったところにある職員用トイレのみ。
そこまで息子を連れて行く。
トイレ近くにある窓からは、電車が見えるので、
しばらくそこで過ごした。

そもそも入院前、息子には、
「10日までお母さんは病院でお泊まり」と、告げていたので、
きっとそのつもりでいたはずだ。
それを「明日おうちに帰るから」と言われたって、
「10日じゃなかったの?」と、混乱させてしまったかも知れない。

ディルームへ戻り、「荷物、持って帰ってくれる?」とダンナに聞く。
どうやら、彼もそのつもりで袋を用意してきてくれていた。
病室に戻ろうとすると、息子もついてくる。
あら、めずらしい・・・

同じ部屋の人たちに、「息子で~す。」と紹介する。
一応息子とわんこの写真は、見てもらっていたが、
実物は、初めてである。
息子は無言で私のベッドまで行くので、
「こんばんは、でしょ?」と言うと、
ボソッと「こんばんは」と言い、ベッドの上に寝転がっていた。

その姿を見て、さんは、
「お母さんと離れていて、我慢していたんだね。」とおっしゃった。
そうかも知れない・・・

その間、私はもう使わないバスタオル・タオル・下着・腹帯・洗面器など、
かさばるものを、袋につめていく。
かなり荷物が減った。
これなら楽勝で、残りの荷物をカバンにつめられるだろう。

明日も学校があるので、あまり遅くなってはいけない。
8時少し前に、ダンナ達は帰って行った。
動けるようになったので、1階まで降りて見送ることにする。
1階に下りると、ちょうど事務の人たちが仕事を終えるところだった。
こんな遅くまで仕事をしていたんだねぇ。
もっと病院内をウロウロしていたら、もっといろいろな事がわかったんだ・・・
と、この時後悔し、損をしたような気分だった。











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入院8日目 午前・午後の生活

2007年07月19日 20時35分26秒 | 入院~手術してから
7月4日

シャワータイムを、今日は2時半からにする。
そうすれば、ある程度荷造りが出来るだろう。
そうなってくると、処置が終わってしまうと、
すっかりすることが無くなってしまった。
それだけ、元気になった証拠だと思うようにしよう。

さんが、
「今日の治療は何時からなんだろう?終わらないと帰られないし・・・」と、
少々イライラされていたが、10時半過ぎには放射線照射を終えられ、
午前中に退院していかれた。

やがて昼食
この病院は、看護助手さんがベッドまで食事を運んできてくれる。
私がいた病室は、他に比べて早いうちに持ってきてもらえる。
しかも私は、食べるのが早い。
患者が多かったのか、食事内容がややこしかったのかして、
私が食べ終わったときには、まだ配膳車が戻ってきていなかった。
って・・・ことは、まだ食べていない人もいるって事だよね。
なんか、ここでも恵まれたような生活をしているような気がする。

お昼から、手術を終えたさん、さんが、
病室へ戻ってこられた。
「お帰りなさい!」と、出迎える。
何事もなく、回復室から戻ってこられるのを見ると、
他人ながら嬉しくなる。

2時半、シャワーを浴びに行く。
汗をかいたので、さっぱりする。
でも、目はやはり手術の跡に行ってしまう。
仕方がないね。
目立つんだもん。
でも、チューブの跡は、すっかりわからなくなっている。
こんな感じで手術の跡も薄くなってくれたらいいのになぁ。
あれ? 腕の所が赤くなっている・・・
そうだ! 
昨夜蚊がいて、あちこち噛まれたんだった。
窓を開けているが、ここは6階なので、
蚊がいるとは全く思っていなかった。
油断していた。
ともかく私1人が標的だったみたい。
「元気なので血がおいしいのよ。」と、
さんは、言ってくれるが・・・
噛まれてかゆいし、ブンブンうるさかった。
もう蚊はごめんだ。

シャワータイムの後、看護師さんから退院後の生活指導を受けた。
ふ~ん、結構早くから動いてもいいんだ~って、思った。
ま、一応主婦であるから、退院したら家事をしなくてはいけない。
どこまで「自宅療養」ができることやら・・・

そのあと、荷物を片付け始める。
今使ったバスタオルはベッドにかけて、干すことにした。
それ以外のバスタオル2枚を、それぞれ圧縮袋につめる。
思いっきり押さえつけても、お腹に響かない。
よかった~
それだけが気がかりだったのだ。
下着も同じようにパックにつめる。
洗面器を、キッチンペーパーできれいに拭き、完全に水気を取る。
これが場所を取るんだもん。
でも・・・
ダンナが「また行きますわ」って、言っていたなぁ。
来るとしたら、今日しかない。
バスタオルとか持って帰ってもらおうかな?
頼んでみよう。

ある程度荷物をつめたら、疲れてしまったので、
ボケ~とベッドに寝転がっていた。
そうだ! 
せっかくデジカメを持ってきているんだから、
窓からの景色の写真でも撮ろう!



ベッドサイドに立って、撮った写真。
遠くに高速道路が見える。
防音壁の効果か、交通量が多い割にとても静かだった。
逆に、ここに移っていない電車の音が、よく聞こえてきた。
病院の北側すぐ近くに、私鉄の線路がある。
私が向いているのは、南側。
その南側から、電車の音が聞こえてくるような気がしていたので、
何かに反射していたんだろうか?

そうしているうちに、お茶が配られだした。
もうすぐ夕食・・・


















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入院8日目 退院後の生活指導

2007年07月19日 16時44分06秒 | 入院~手術してから

7月4日

午後、「退院される○○様へ」と書かれた病棟発行の冊子をもらう。
書かれていることについて、看護師さんが説明してくれる。

冊子は、
・日常生活
・手術後の身体の変化について
・性生活について
・婦人科の手術受けられたあなたへ
の4項目で、構成されていた。

日常生活について
日常生活の目安としては、
退院→シャワー・シャンプー
1週間→無理をしない程度の家事、散歩、近所への買い物。
2週間→外来診察(入浴の許可の確認)       
      美容院(カット)
約1ヶ月→自転車(長距離以外で体に負担をかけない程度)
約3ヶ月→スポーツ

車の運転は、入院生活により集中力が低下すると言われているので、1人での運転はしない。
体力の回復には個人差があるので、体の負担にならない程度から行う。

食事:高タンパクで高カロリーのものを多く摂るよう心掛ける。
    便秘気味の時は、乳製品、果物、こんにゃくなどを多く摂
    る。   
    貧血気味の時は、鉄分の多い食品類(レバー、緑黄野
    菜、根菜など)
清潔:入浴が許可されても、疲れない程度に
排便:手術により腸の動きが弱くなっているので、
    便秘や下痢になりがち。   
    便の症状にあわせて、薬剤で調節する。
仕事:仕事の開始は、外来診察時に相談する。

上記のことを参考にして生活して下さいって、事だった。

手術後の身体の変化について
*子宮を摘出したら
  子宮を摘出した後のスペースは、腸が穴埋めをしてくれる。
  また生理は無くなるが、排卵はこれまで通り行われる。
*片方の卵巣を摘出したら
   残された卵巣が今まで通り二つ分の働きをする。
   女性ホルモンの分泌の変化もない。
   排卵は毎月ある。
   生理は今まで通りある。
*両方の卵巣を摘出したら
   卵巣からのホルモンの分泌、排卵が無くなる。
   個人差があるが、卵巣欠落症状(更年期症状)が起こるこ
   ともある。
   ホルモンの分泌は、副腎が補ってくれるので、完全になくな
   ることはない。 生理はなくなる。

 こう書いてあったのですが、この説明は、それぞれ単独の手
術をした場合の説明です。 
 nurse: 子宮を摘出したら・・・排卵はこれまで通り行われます
 akubi: 私の場合は、子宮・卵巣両方ともとっているので、
     排卵もないでしょ?
  nurse:そうですね
と言うやり取りをしたので、今度説明に追加されることを、期待
しています。

★卵巣欠落症状とは
 ホルモンのバランスが崩れ、頭痛、肩こり、イライラ、のぼせ、
 めまい等の症状が起こること。
 しかし、個人差がある。
 趣味や仕事に打ち込むなど気分転換を図りましょう。
 カルシウムの吸収が悪くなり、骨粗鬆症を起こしやすくなるの
 で、カルシウムの多い食品を摂るよう心掛けること。

*帯下(おりもの)・出血について
 手術後も膣から帯下がある。
 手術後2~3ヶ月すると、組織が盛り上がり、その部分から
 帯下や出血が少しあるが、心配は要らない。

そのほか、広汎子宮全摘術を受けられた方へは、
退院後2~3ヶ月して、排尿障害について注意事項が書いてあ
りました。
 ・頻尿、排尿時痛、尿が濁る。
  水分を多く摂ってみる。それでも症状が持続する場合は、
  外来受診
 ・尿漏れ、1回尿量が減ってきた。
  残尿があるかもしれないので、骨盤低筋体操を再開する。
  それでも症状が持続、痛みなどの出現の場合、外来受診

性生活について
 
さすがに独身の看護師さんには言いにくいのか、「読んでお
いてください」と言われました。
akubi: まぁ~どっちでもいいし~ (と流す)
nurse:そんなことを言っては駄目ですよ!
    大事なことなんだから!
と、叱られました


性交に必要な膣は今まで通り残っているので、性生活にほとん
ど支障がない。
・性交によって縫った部分が、破れたり出血したりすることはない。
・開始時期は、個人差があるので外来受診時に先生に聞く。
・膣壁からの分泌物があるので、性交時に痛みはほどんどない
と思われる。(両方の卵巣を摘出した場合は、多少分泌物の減
少があるので、市販のゼリーを使用するのもよい。)

婦人科の手術をしたあなたへ
★女性としての自信を持ちましょう
 女性らしい体つきは、思春期に作られる、女らしい雰囲気や
仕草などは環境や価値観で変化していくので、閉経後に急に
女らしくなくなるようなことはないので、自信を持って日常生活
を送って下さい。

 と言うようなことが書いてありました。
個人的には、別に子宮・卵巣が無くなったらと言って、男になる
はずがないので、改めてこう書かれていることに違和感を持ち
ました。
 

★パートナーとの性生活を再開しましょう

ふ~~ん、と思いながら読みました。

でも、一番大事なのは、最後に書かれていた
退院後も定期的な婦人科受診を行い、健康管理を行ってい
きましょう。
これだと、思っています。



 


 

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