あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第49話感想

2013-12-07 23:40:16 | 食戟のソーマ

 「静止画MADコンテスト」の詳細が発表されて以降、静止画MADへのコメントが倍近く多くなりました。
 さすがに公式の影響力は大きいですね☆

 私もこの企画の動きを少しでも早く知るため、ニ●ニコ動画に登録しました。
 そんな時、なんと!
 このブログでも度々話題に出させて頂いている、あの神MADの作者様が、『ソーマ』の一周年&単行本第5巻発売を記念して新作を投稿!!わーお!!!
 早速拝見させて頂きましたが、す、凄い・・・(汗)
 
この方のMADって、作成なさる度に技術もそうですがテンポ感も凄まじく上昇しているんですよね~。
 それだけに、[1:31~1:38]のシーンは胸キュン(死語)になってしまいましたv
 本当にこの方のセンスは神掛かってますよ。天才です。

 もし興味を持たれましたら、この下(↓)からどうぞです。(※ニコ●コ動画に登録されていないとご視聴できません。どうかご了承ください。)
 【食戟のソーマ】 創真さん詰め合わせ。



 それでは、週刊感想をば。

 少年ジャンプ52号掲載。
 掲載順第1位!
 第49話 【群狼】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「頃合いっ・・・!」と鍋の蓋を開ける創真。
 彼が作っていたカレー料理とは…リゾット!!
 
リゾットといえば、父:城一郎との勝負の際に出したメニューと同じなわけで。
 メイン食材こそ違えども、それを今回も繰り出してくるとは・・・!
 驚きもしましたが、同時にとても期待が高まりました!!
 以前犯した失敗や至らなかった点を活かし、次は更なる良いものを生み出す。
 
これが創真の凄い長所の一つですからね!

 一旦持ち場を離れ、食材を取りに行く創真。
 料理に使用するとみられる卵をしっかり吟味。
 こういうさり気ない描写もきちんと描いてくださるところに、作品自体の誠実さが感じられて好感が持てます。(^^)
 
 食材を選別し終え、戻ってきた創真は葉山と遭遇。
 ここの「お・・・葉山!」と、葉山に気付く創真がおめめ真ん丸でかわいいv
 合宿編が終わるあたりから、普段の創真はちょいカワっぽくなりましたよね~。
 その分キメる時は度肝を抜くほどのカッコよさになっちゃいましたが。
 
創真の料理は葉山の鼻をもってしても、完全には把握できない模様。
 神の舌を持つえりなでさえも創真のふりかけご飯をすぐには分析出来なかったし、創真の料理への工夫は相当奥深いようですね。

 実は今朝まで試作を行っていた創真。
 本番真っ最中に寝るという超大胆行動もそのためだったと。(あ、遂に葉山が創真の大物振りに汗かかされた♪)
 だけど・・・
 大丈夫か創真~~~?
 
一切妥協せずギリギリまで努力するひたむきさは、創真の良い所でもあるのですが、同時に心配な所でもあるんですよね。
 思い起こせば初めての食戟の時もほとんど寝ないで試作をしていたし。
 ひょっとしたら創真は選抜メンバー中、一番睡眠をとっていないのでは・・・。
 前々回(第47話)で吉野から調子を聞かれていた時も「・・・まぁボチボチかな」と答えていた創真。
 創真って、飄々とした態度とは裏腹に軽薄な言葉は全然言わない子だからなあ~。
 少なくとも万全の体調とはいえなさそうで、少し心配です。

 リゾットということは判明したものの、創真の料理はまだまだここからとのこと。
 さて、果たしてどんな料理が出来上がるのでしょうか?



 創真達がそんな戦いを繰り広げる一方、Bブロック会場でも戦いが始まっていました。
 こちらを担当しているのは一色先輩。
 ちょっぴり意外でしたね。
 Aブロックが第九席の叡山なら、Bブロックは第十席であるえりなが担当しているのかと思っていました。
 まあ、えりなじゃ審査員の接待なんて出来やしないか。(こらこら)

 そしてやはりこちらの審査員長は、千俵なつめの双子の妹である『千俵おりえ』が。
 とここで、彼女の紹介文がちょい気になった私。
 ハウビー食品「COO(シーオーオー)」?
 千俵姉の役職「CEO(シーイーオー)」は何度かテレビやニュースで見聞きしたことがあるので分かりましたが、「COO」という言葉は初めて。
 ということで、この際だから調べてみましょう。
 ・・・ふむふむ、
「CEO」が最高経営責任者(つまりは会長、もしくは社長)であるのに対し、「COO」は最高執行責任者という意味で、CEOが決定したことを実践していく分野の最高責任者だそうです。このCEOとCOOが会社の経営における中核にあたるとのこと。なるほどね☆
 姉のなつめが主張系女王様なら、妹のおりえは甘え系女王様。
 しっかし、一色先輩を勧誘する千俵妹の発言…、これは天然なのでしょうか?故意によるものでしょうか?
 天然だとしたら結構タチ悪いですよこれ。(^^;A)

 そんな千俵妹の勧誘もあっさりあしらう一色先輩。
 一色先輩の力が欲しい千俵妹にとって、選抜の選手達は見劣りしてしまっています。
 その「つまらなそうな料理人」の例に挙がってしまったのが恵。
 一応場の空気に呑まれてはいないようですが・・・ちょいとミス★
 千俵妹だけでなく、観戦してる生徒達もそんな恵に呆れていたりイラついたり・・・。
 おい、ちょっとあんたら恵に冷たすぎやしませんか(怒)?  
 少し手が滑っただけじゃありませんか!
 そんな非難すること無いと思うんですけど!

 そんな恵からはあっさりと目を移す千俵妹。
 自分と同じ双子という点で目に留まったのは、タクミ&イサミ兄弟!
 パスタ生地をメッザルーナで一瞬でカットするタクミ。
 おお、また一回り腕を上げたようですね。
 一方のイサミは鍋の底にトマトをぎっしり敷き詰めてますが…。
 ・・・あれ~?
 この調理法、何かで見たような気がするんだけど・・・、う~ん、思い出せない・・・。
 そしてイサミも何かの生地を取り出しました。
 タクミがパスタ生地だったことを考えると…ピザ生地かな?(←ありきたり)
 二人ともイタリア料理をベースにした品を作っている模様ですが、タクミは技術で、イサミはアイデアで魅せているといった感じですね。
 兄弟だろうが手加減無用!と言ってくるタクミに、でももし負けても泣かないでねと釘を刺しておくイサミ。
 タクミは負けるとすぐ泣いちゃう子だったのね。
 
容易く想像出来るのは何故。

 
しかし、ここにもまた千俵妹にアピールしてくる者が。
 それは吉野!
 香りだけで千俵妹を感じさせてしまうという、中々の凄技で攻めています。
 吉野はダシから油、具に至るまで全て鴨を使用するという、徹底的に鴨尽くしのカレー料理で勝負する模様。
 この正攻法かつストレートな料理・・・いかにも吉野らしいなぁと思います。
 観客席で応援してくれている、ふみ緒さんら極星メンバーに吉野はⅤサイン☆
 んー良い笑顔だっ。((⌒⌒)b)
 つられて私も笑顔になっちゃいましたよ♪

 
 そんな吉野を応援してくれている極星寮の仲間達ですが、何故またBブロックの方に?
 選抜に参加している極星メンバーは、Aブロックが4人、Bブロックが2人と、Aブロックの方が人数が多いというのに。
 創真や榊が、自分達はいいから恵や吉野の方を応援してやって欲しいとでも言ってくれたのでしょうか。
 だとしたら友情万歳どころじゃねーぞ。

 そしてやはり他の選手と一線を画する調理を行っているのは、アリスとえりなの秘書!
 急速冷凍機や遠心分離機など、最新の調理機器を用いた料理をするアリス。
 う~~~ん・・・。
 確かにアリスの料理は凄いですよね。
 凄いんですけども・・・。
 何というか、最新技術や理論を重視したアリスの調理スタイルは「料理」というより「科学実験」みたいな感じがしてしまって、いまひとつ心から感心することが出来ません。・・・今のところは、ですが。
 確かに科学的側面からアプローチするのも、料理の新たな可能性を広げる手段だとは思いますけどね。

 アリスのお付きくんと同様に、いい加減名前が知りたいえりなの秘書さん。
 スパイスを油で加熱させずにそのまま水に投入するという、セオリーを無視した調理を行っています。
 どうやらそれが秘書の“得意技”のようですが・・・。
 うむむむ、全く察しがつきません。
 ムキになってくれて嬉しいな♪と笑うアリスに、えりなの顔に泥を塗るわけにはいかないからよと睨む秘書。
 ・・・怖えー・・・(汗)。
 どうしてこう、女同士の争いって怖いのかなー。(←そういうアナタの性別は?)

 そんな火花が散らされる一方で、貞塚は一方的に秘書を敵対視(苦笑)。
 彼女の作る料理は一体何かと見てみると・・・。
 真っ黒いカレールー。
 
・・・食べるのに相当な度胸がいるなこりゃ(滝汗)。
 ま、まあ冷静に考えてみれば、イカ墨に海苔、胡麻にブラックベリーなど、黒い食材なんて結構あるんですけどね。
 どうでもいいけど、貞塚にコック帽って似合わないなあ~と思ったり(爆)。

 と、ここで歓声が。
 その発生元はというと・・・なんと!
 北条美代子!!
 うわ~~~、1ページ丸ごと使っての華々しいご登場です。
 初めての恵のライバルキャラということで注目してはいましたが、まさかここまで大きく扱われるとは・・・!
 しかも明かされた得意分野は、な、なんと中華料理!!
 日本料理、フランス料理、イタリア料理と、続々とそれらを得意とするライバルキャラが登場する中で[世界三大料理]である中華料理は一体いつ登場するの?と待っていましたが、それが北条だっただなんて!
 いや~予想を大きく超えてきましたね北条さん・・・、驚きです。
 そして・・・チャイナ服越しの胸・・・尻…スリットから覗く足・・・。
 佐伯先生気合入ってんな~~~。(^^;;A)

 そんなお色気満点の北条の姿に男子達はエキサイト。
 なんと川島麗が遠くで感じ取れるほど(汗)。
 郁美に並ぶセクシー料理人がここに誕生です(笑)。
 ちなみに北条の調理スタイルを分析している審査員のお爺さん?
 真顔で鼻血流すのはやめてください。

 初登場時にも見せていた怪力もこれで納得。
 中華料理の基本にして最大の道具である中華鍋を自在に扱うために、あれほどのパワーを身につけていたのですね。
 それにしてもその細腕でよくまあ・・・。
 でもそれは創真も同じか。(あのスレンダーな体つきであの体力)


 そんな彼ら&彼女らを全部ちょうだいと仰る千俵妹。
 もしもし、彼らはモノじゃありませんよ?
 
しかも恵は要らないなどと言う始末。
 そんな千俵妹に対し、「それはどうでしょうか―――」と物申す一色先輩。
 ごもっとも。
 
恵を舐めちゃいけませんよ?

 少々たどたどしくも懸命に料理に打ち込む恵。
 そんな恵に目をやる北条。
 そして回想へ―――
 選抜メンバーが発表された第40話にて、恵に対して「アンタに興味がある」と言っていた北条。
 あの時、一体どんなやり取りが交わされていたのでしょう?







 前回はAブロックの模様が描かれていましたが、今回はBブロックへとその描写が移されました。
 やはりこちらも十人十色といった感じで、様々な料理を繰り出していましたね。
 なかでも料理の内容が全く読めなかったのが秘書の子、驚かされたのが北条です。
 インパクトだけでいえば、貞塚もかなりのものでしたが(苦笑)。

 そんな各々が鮮やかに調理スタイルを魅せてくる中、周囲からあまり良い注目を受けていない恵。
 確かに少々のミスはしていますが、以前は創真の初食戟の際に付添うだけでテンパりまくりだったことを思い返すと、随分と落ち着いたといえるのですがねえ。
 どうやら地獄の合宿を乗り越えても尚、周囲の恵の評価は「落ちこぼれ」のままの模様。
 それはいけませんね。
 ここはぜひ恵に頑張ってもらって、そのレッテルを消し去って欲しいものです!
 そしてその恵への見解には一般生徒達や千俵妹だけでなく、北条もまた違った側面から絡んでいるのは明白。
 北条が恵に興味を持った理由が次回、明かされることになりそうです。


 それと・・・。
 A・B両ブロック共に、選手達それぞれにスポットが当たったというのに・・・。
 ホント丸井どしたーーー!!??



 次回は単行本第5巻発売を記念してセンターカラー!!
 
加えてなんと、
 「ジャンプ新鮮力キャンペーン」始動ポスターが!!
 
前回表紙&巻頭カラーだったのにまたカラー・・・。
 これはもう本気で、佐伯先生に健康ドリンクを贈らなければならないだろうか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする