あまぐりころころ

主に漫画やゲーム等の感想や考察を。
時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第284話感想

2018-10-26 11:00:00 | 食戟のソーマ

 祝!!!ワールドトリガー復活!!!

 やったああああ!!(\(><)/
 待ってました!!待ってましたよ葦原先生!!
 いえ、情報としては先週から知ってはいたんですけどね。
 でもやはりジャンプ本誌から直接告知されない限りは安心出来ませんでしたから。

 連載再開はすれども、ジャンプ本誌の方での掲載は数週間ほどで、それ以降は月刊誌の方に移籍とのことでしたが・・・
 それでいいんです。
 お体が一番大事。何をするにせよ動ける体があってこそ。
 負担の少ない環境で、無理せず連載を続けてくださることを私も願っていますので。



 さて、それでは今週のジャンプの感想をば。

 【鬼滅の刃】
  まず扉絵が素晴らしい。
  そして本編もまた素晴らしい。

  他界なされた人がかつて教えてくれたこと、遺していってくれたものをきちんと描写してくれる作品に駄作はありません。
  義勇さんが悲しみからやっと顔を上げてくれて良かった・・・。
  と、感動していたらば

  「早食い勝負しませんか?」
  (なんで?)
  ズゾゾ

  ああなんて平和な世界。

  余裕で今週のベストシーングランプリに輝きました。


  それにしても義勇さんって意外と流されやすいんだなあ~。
  さすが水柱☆
  あ、これ上手いこと言えた?ね?ね?(←)


  そしてカナヲちゃん久し振り♪
  この子もどんどん可愛くなっているな~v
  しのぶさんの嬉しげな笑みといい、水師弟と同じくらいこの師弟にもほのぼのさせられました。(^^)



 【ハイキュー!!】
  元々完成度が非常に高い作品でしたが・・・
  先週からもう神がかりすぎてヘタに感想が言えない・・・。 


 【アクタージュ】
  名バイプレーヤーがいてくれるからこそ、「演劇」というものはより味わいが増すもの。
  私もドラマとかを観る際は、結構主演者よりも助演者に目が向きますね。

  それだけに、大杉漣さんのあまりにも突然すぎる訃報はショックでした・・・。
  桂歌丸さん、樹木希林さんと並ぶ私にとって今年最大の訃報の一つです・・・。



 【ゆらぎ荘の幽奈さん】
  ザクロ再登場が約束されて嬉しい♪(実はさり気に好き)
  気立てのよさそうな奥さんに出会えて良かったね。(^^)

  そしてやっぱりかるらは私の好みどストライクな子です。
  ちょっと危ないレベルなまでに(苦笑)コガラシにデレデレでありながら、決してその優しさに甘えていないという姿勢に本当に好感が持てます。
  見てて面白くもあり、可愛くもあり、格好良くもあり・・・
  やっぱり良いなあ・・・かるらは。
  でも今回のベストかるらは「ず~~ん」と落ち込んでいたコマだったり。
  かるら・・・めっちゃお祭り堪能してるじゃん。(大苦笑)

  っていうかこれ先週の感想だね☆(←←←)

 

 

 さて、それでは『ソーマ』の感想へいってみましょう~。  

 

 

 週刊少年ジャンプ2018年47号掲載
 掲載順第11位
 第284話 【死にゆく料理人】

 

 

 前回にてWGOの頂点に立つ存在[ブックマスター]が登場しましたが・・・
 ありゃえりなの母親だな。(だってあのシルエット)

 以前、第267話感想時簡略感想時に一つの予想としてえりなとWGOの関係性を述べたことがありましたが・・・
 ひょっとして、あながち間違いじゃなかった?

 

 ま、そんなのは別にどーでもいいので(こら)今週の感想へ。

 

 今回のサブタイトルを見た瞬間、「ピク」とこめかみが反応した栗うさぎ。

 案の定、予想通りの展開ですよ。

 

 

 

 「最後の晩餐」だぁ?

 もう死んでもいいと思わせるような料理だぁあ???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふ ざ け ん な。💢

 

 

 

 

 

 

 

 

 度々述べてきた事ですが、料理に携わる私にとって料理というものは

人を生かすものです。

 

 

 最初っから“死”を前提で食べてんじゃねえよ。食べさせてんじゃねえよ。

 

 

「これで終わり」なんて勝手に完結してんじゃねえ。

 

 

 食べさせる相手が[真夜中の料理人]ならば、元気になって料理勝負したいと思わせるぐらい“火”をつけろ。
 「また食べたい」「何度でも食べたい」と切望させるぐらい、料理に惚れさせろ。
 未来へと繋げさせろ。

 

 

 と、いうわけで。

 今回の話は創真に大共感でした。(^^)

 これは創真の元来の持ち味に関わる課題になっていますね。
 創真の料理も以前から度々「また食べたいと思う料理」と言われてきましたし。
 さらに過去を振り返れば、既に第一話の時点から、病の身でありながらも城一郎の料理を「また食べたい」と笑う議員さんが描かれておられましたしね。 


 今回の課題は湯けむり温泉編での試練と相通じるものがあります。
 どちらも食べさせる相手が[真夜中の料理人]ですしね。
 恵はあの時、自分の持ち味をフルに発揮した「故郷の味」でモナールカを満足させましたが、果たして創真はどういったアプローチで相手を満足させる料理を作るのでしょうか?

 ・・・まあ、随分とお怒りのご様子ですし、創真さんお得意の「挑発」を用いてきそう(苦笑)。
 勿論挑発“だけ”にならないとは思ってますけどね。(^^)

 そもそも単に「強い」だけの料理では朝陽ら[真夜中の料理人]のやり方と何ら変わらないわけなんですよね。
 相手を労わり、かつ「生」への情熱を再び甦らせる。
 そんな「強さ」と「優しさ」両方を兼ね備えた料理を創真は作ってくれるような気がします。



 犯罪さえも平気で犯す[真夜中の料理人]を選手として招いたり審査員に起用したりと、この大会は随分と[真夜中の料理人]に肩入れしているように見えます。
 ・・・が。
 もしかしたら、運営側は裏の目的として[真夜中の料理人]を改心させようとしているのでは。(まあ、今のこの作品がそれほどの深い意図で構築されているかどうかはかーなーりー怪しいんですけども)
 恵がモナールカの意識を変えてくれたように、創真達「表の料理人」から料理を以って「裏の料理人」達を変えてもらおうと。
 た・だ・し。
 もし本当にそうだったならば、創真が気に入らないと感じるのも当然ですがね。
 だって創真達は運営者の手の平の上で踊らされてしまっていることになるわけですもの。
 まあでも・・・。
 創真達も[真夜中の料理人]達から学べるものはあるとは思いますよ。
 彼らは「表の世界」ではなかなか経験できない、「命に直結する現場」を経験しているのですから。

 ・・・それを考えると、今章の裏テーマは
 「命」
 なのかもしれません。

 

 

 そもそも、「出会い」が今作の最大のキーワードなわけですが

 料理も、そして男女の出会いも命を未来へと繋げるものなわけですから。

 


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