あまぐりころころ

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時に旅行記等も交えながらの、のんびりのほほんブログ。

『食戟のソーマ』第90話感想

2014-10-13 23:55:00 | 食戟のソーマ

 さて、それでは今回から年末まで、短縮版の感想を述べさせて頂きます。

 それにしても、今回の『暗殺教室』のイリーナ先生可愛くて素敵だったな~。
 あの魅せ方は、間違いなく佐伯先生から学んだと思う(笑)。



 週刊少年ジャンプ2014年46号掲載。
 掲載順第8位
 第90話 【鉄の意志、鋼の心】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 準決勝第二試合の開幕に伴い、扉絵は黒木場VS葉山のセンターカラー!

 

 おお~これはカッコイイ!

 



 さすがに今回は「これは料理漫画です」の注釈が無い!!(爆っ)






 して本編。

 当の葉山と黒木場。

インパクトが濃すぎて逆に引いちまった。(^^;;;A)

 

 どちらも準決勝に向けて最終調整をしてるものの・・・。

 なんかこの二人、ちょい違う方向に行っちゃってると思う。




 かくしていざ勝負開始。
 ちゃっかりえりなと同じ特等席で観戦しちゃってる創真くん。(^^;)
 心の中で喚くえりなが面白かわいい。
 栗うさぎ自身が言ったこととはいえ、こうも早くに「新戸の庇護消失効果」が現れるとは思わなんだ。
  
 そんな一緒の創真とえりなが気になる、恵と郁魅。
 もはや三角関係を通り越して多角関係の図(笑)。
 やっと恵も、創真の傍に他の女の子がいることが気になるようになったんだねえ・・・。(しみじみ)



 ここで堂島先輩が、個人的に非常に気になることを!!
 料理人の味覚は、過去に経験してきた様々な味の引き出しの累積によって作られるとのこと!!
 様々な味・・・。
 その積み重ね・・・。
 それをいうなら、創真の“引き出し”は相当凄いレベルと言えるのですけど!!!
 創真はそれこそ幼少時から、城一郎という超トップレベルの料理人による「美味しい味」に慣れ親しんでいるのに加え、ゲテモノ料理という「未知なる味」もずっと嗜んできました。
 「美食」のみを口にしてきたえりなに比べ、「経験した味の多様さ」でいうなら創真の方が圧倒的に上、とほぼ確実に言えるでしょう。
 こりゃあ・・・。
 遠月学園や「憧れ」だけでなく、「神の舌」というえりなの“聖域”にさえも創真が介入してくる可能性が本気で高くなってきました。
 えりなの“天性の味覚”に対し。
 創真は“これまでの経験によって培われた味覚”として。



 それにしても。
 プニキャラな葉山(&黒木場)がカワイ過ぎてびっくりした。
 佐伯先生、こういう可愛らしいデフォルメ描写も本当にお上手になられましたね~。
 この葉山(&黒木場)がもしフィギュア化したら、ちょっと欲しいかも。



 そして今週のツッコみどころ。
 えりなに続く十傑入りとまで持ち上げられている葉山。
 ついこの前まで、それはアリスと言われてた筈なんですケド?
 観衆達も、「予選の時点で格付けは済んでいる」とアホ発言。
 Bグループ予選第一位の人物が第一回戦で敗退した事実は、都合よく記憶から消去されている模様です。



 ・・・と思ってたらば、当のご本人登場。
 そして創真さん、両手に花状態☆
 かなりの高頻度で女の子に囲まれてる創真さん。
 それはヘタなラブコメ主人公以上。
 だけどそれが全くイヤミになってないのが創真クオリティ☆



 葉山が使う食材は鴨。 (割とこの作品って鴨が多く使われてますね)
 一方の黒木場が取り出したのは、予想外も予想外のウナギ!!
 ですがウナギは日本のみの食材ではなく、諸外国でも扱われている物とのこと。
 私も少し調べてみたところ、フランスでは日本以上の調理法で食されているそうです。
 フランスではウナギをバターで炒めて、野菜やブイヨン、ワインで煮込んだ『マトロート(マトロット)』という料理が有名だそうですが・・・果たして黒木場はどう調理してくるのやら。



 第69話で語られた内容も相当でしたが、今回明かされた黒木場の過去は更に壮絶。(><|||)
 厨房だけが自分に残された唯一の居場所。
 その居場所でさえも、勝たなければ―――死ぬ。

 そんな地獄を生きていく為に黒木場が獲得したのは、絶対的な味への集中力と激しい闘争心。
 なんとアリスともほぼ毎日料理勝負をしていた黒木場。その際にも、常に全力で向かってきたとのこと。
 ふむ。
 ここのくだりは、創真と城一郎の実家での日常を彷彿させました。
 二人もほぼ毎日、全力の料理勝負を行なってきましたからね~。
 でもそういう真剣勝負を常に行うというのはとても重要な事と思います。
 確か『ヒ●ルの碁』でも、「強くなるには自分より強い相手と頻繁に戦うといい」というような事が述べられていましたし。

 ・・・な~んか、さっきの堂島先輩のことといい、創真のポテンシャルの底知れ無さが暗に裏付けられていってると思う・・・。



 ウナギを捌いていく黒木場。
 その手腕は、静観が基本の創真が思わず「速い・・・」と呟くほど。
 これは相当凄い事ですよ!
 それだけあって、えりなでさえも「完璧」とまで!!



 葉山と黒木場。この対決カードを、大鷲(葉山)と猛虎(黒木場)との勝負と例える堂島先輩。
 それじゃあ、創真は○○○だな、と思った栗うさぎ。
 さて、○○○に当て嵌まるのは次のうちどれでしょう?
 ①フェニックス
 ②龍
 ③黒ピエロ
 正解者には、炙りゲソのピーナツバターあえをプレゼント♪(←嘘です



 恵にもでしたが、葉山に対しても思いっきしケンカ腰な黒木場。
 料理人同士が仲良くしてるのも「気に入らねえ」
 勝負に対して冷静な人物も「気に入らねえ」
 それじゃあキミが「気に入る」のは一体何なんですか~?(^^;)
 ・・・と、思いつつ、黒木場とウマが合うタイプは大体予想出来てたり☆
 多分黒木場は、裏表の無いタイプが嫌いではないと思いますよ?
 「あの子」や「あの子」みたいな♪



 「イケメンカルテット」中で、闘争心の激しさで見るなら間違いなく
 黒木場>タクミ>創真>葉山
 ですね。

 黒木場はもう、モロ剥き出し。(※バンダナ着用時)
 タクミはストレート。
 創真は落ち着いていながらも熱い。
 葉山が一番冷静。
 そうして見ると、今回の勝負は両極端同士の勝負なのですよね。

 そんな黒木場に対し、落ち着き払っていながらもしっかり返す葉山。
 涼しい顔してズバショと挑発★
 こういう所が葉山と創真の共通点だと思うの。(^^;A)



 そして、ラストで「最上の香りを奏でろ・・・!」と、中二病全開なセリフを言う葉山。
 葉山の実力が初めて明かされた回でもある、第45話のサブタイトル【香りと刺激の伴奏者】を反映したものですね。
 ほぼ間違いなく、これが葉山の二つ名になることでしょう。

 それにしてもこのラストページ気合入ってるな~・・・(汗)。
 森崎先生が見たらきっと喜びそう(笑)。



 メインの食材は明かされるも、いまだにどんな料理を出すのかは分かっていない両者。
 私も皆目見当がつきません。

 創真VS美作戦と同じ、「洋食のメイン一品」がお題のこの勝負。
 創真は「メインになる強い味」という隠れたお題の意図に気付き損ねかけましたが、果たして黒木場と葉山は大丈夫でしょうか?
 って。
 そりゃねーな☆
 葉山の料理は「鋭い味⇒強い味」ですし、「膂力」の黒木場の料理なんてもはや言わずもがなですし。
 それを考えると、創真の料理って「イケメンカルテット」中で一番優しい味と言えるのかも。

 それにしても、私から見て今回の葉山は「やっちゃったな~~~」といった感じでした。
 ちょっと葉山、自分の鼻に頼り過ぎてますね。
 まだ料理が完成されてないのにこう言うのは早いと思いますが、只でさえ、葉山の料理はお題の意図を完璧に捉えているとは言い難いのに・・・。
 これで負けたりしたら、新戸やタクミに続いて、アイデンテティーにヒビが入ることになってしまうのでは。

 早くも次回実食のようですが、果たして両者とも、どんな品を出してくるのでしょう?





 いや~・・・、それにしてもこの度の勝負は、「イケメンカルテット」として見ると考察甲斐が倍増しで非常に面白いです♪
 こりゃあ、頑張って単行本感想を仕上げなければ。


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