今週のジャンプは『鬼滅の刃』が表紙&巻頭カラーでしたね。
遂にここまで応援されるようになりましたか・・・しみじみ。
今回で柱が勢揃いとなっていましたが、九人にしたのはやはり十人にすると被るからでしょうかねえ・・・。某料理漫画の強者達と。(言うな)
ただでさえ今回、別漫画で「ビッグ3」なんてものが出てきましたし。(言うなってば)
『鬼滅の刃』も安定して面白かったですが、それにも増して「おお・・・!」と思わされたのが『ゆらぎ荘の幽奈さん』でした。
コガラシへの想いに気付き、自覚していく幽奈の姿がもうもうもう!!って感じ!!(><)
遂にこの段階に来たか~という到達感と、果たしてこれからその想いはコガラシを始め他の子達とどう交錯していくのだろうという期待感で、今回は非常に満足させてくれました。
極めつけはふるふると首を振る幽奈のシーンですね。
言葉が一切無かったことに、尚一層幽奈の切実な気持ちが伝わりました。
表情と仕草。それだけで女の子の想いを完全に表現しきるこの実力。
ミウラ先生の真骨頂をここに見た思いです。
お色気表現はキツイものの、この作品って本質はとても純粋で誠実ですよね。
主人公のコガラシもすっごく格好良くて好感の抱ける奴ですし、女の子達もそれぞれ魅力に溢れた子達ばかりですし。
露骨な露出に強い抵抗感のある私でさえも納得させるだけの説得力が、この作品には確実にあります。
単なるハーレムラブコメと捉えるなんて損。
そう断言できるくらい良質な作品だと思っています。
『鬼滅の刃』共々、ジャンプを支える作品としてこれからも躍進していってもらいたいですね。(^^)
さて、そして今回の『食戟のソーマ』ですが・・・。
やっぱこうなるよな~・・・としか言えません。
城一郎、もはや自己喪失寸前じゃないですか・・・。
こうなるまで城一郎が追い詰められていた事に気付けなかった堂島先輩の涙が辛い・・・。
誰が悪い、という明確な“悪者”がいないというのがまたなんともやるせないところですよね。
秀でた才能に集まる期待、信頼。
料理に限らず、それは「世界」において必然の流れですから。
・・・薊はそんな「世界」に逆恨みして復讐しようとしているのでしょうか・・・。
結局、今回までの過去編で明かされたのは城一郎のことだけです。
薊がどうして「選別」という独裁思想に走ったのか。尊敬していた城一郎と共に過ごした場所である極星寮さえも潰そうとするような排他思考へと陥ったのか。
本題はいよいよ次回明かされることでしょう。
思えば、次回は連載開始から第199回目。
記念すべき第200回ももう目前と迫ってきました。
第100回目の時は葉山がメインになっていて「あれー???」と思ったものでしたが、今となって思えばそれは秋の選抜の優勝者が誰になるかという伏線だったんですね。
そこら辺ほんっと附田先生は抜け目無いんだから。
時々やらかすけど(苦笑)。
そういうわけで第100話の時は葉山にメインを奪われてしまいましたが、今回の第200話では是非とも創真をメインにして頂きたいところ。
城一郎の過去を知った創真は一体どんな表情を見せてくるのか。どう思い、どういう言葉を口にするのか。
注目してます。