さて、待望のアニメ第2話の感想です!!
・・・と言いたいんですが・・・。
正直あまりこの回は楽しみにしていませんでした。
っていうかむしろスルーしたかったです。
このブログにお越し頂いている方ならご存知でしょうが、私はツンケンお嬢様大嫌い人間です。
普段の素行も嫌いですが、その始まりとなったのが今回のお話。
しかもジャンプ本誌で読んだ時はまだ作品自体に入れ込んでなかったのでさほどこだわりはしなかったものの、大ファンとなってしまった今ではもう・・・なんつーか・・・。
あの時の嫌悪感をまた繰り返すのか・・・と思うと、ハッキリ言って気乗りしませんでした。
でも観ましたけどねっ。
創真に会うために!!
というわけで、「お嬢様」ファンの方はどうかどうか今回の感想はお読みにならないでくださいませ。
絶対不愉快な思いをさせてしまうでしょうから。
それでは今回の感想へと入りましょう。
「お嬢様」が早速お得意の横暴さを振るいまくってるシーンから今回はスタート。
この振る舞い・・・例えギャグだとしても、料理人に対して、何より料理と食材に対して非常に失礼極まりません。
のっけから気分が悪くなりました。
でもニシローランドゴリラさんの解説は非常にグッジョブ☆
ほんとこのアニメは製作スタッフさん方のサービス精神が光ってますよね。(^^)
・・・お色気サービスは別にいらないんだけど(苦笑)。
第1話ラストだった城一郎のシーンを、アニメでは第2話の冒頭に移動。
病を抱える者には生きようとする活力を与え、宗教や文化を捨ててでも食べたいと夢中にさせる。それが城一郎の料理。
そう。
これが“城一郎の料理”なんですよね~~~。(と、意味深げに言ってみる)
そして城一郎による創真への挑発☆
う~~~ん、ここは原作の方が良い表情でしたね。
今回だけの使い捨てキャラ二階堂。
はっはっは☆
すみません、コイツぶっ飛ばしていいですか?
原作でもコイツには「お嬢様」と並ぶくらいの怒りと不快さを抱いたっけなあ~。
それだけに、創真の吊るし上げには超スッキリ♪
よくやった!!!(Σd(>▽<))
でも、今こうして見るとこういう風に安直に物や人に当たる創真はこの時限りだったんだな~とつくづく思いますね。
現在の本編の創真では、こういった姿を見ることはまずもう無いでしょうから。
周囲の創真への嘲笑が・・・。
見てるこっちが辛い・・・。(><。)
頑張れ創真!偏見なんか気にするな!!
そして試験会場に集まる、創真ら編入志望の人達。
うん、やっぱ創真の赤髪は目立ちますね。
群像の中でも、どこにいるかすぐ分かりました。
必死で逃げようとする二階堂を片手であっさり引き止めている創真さん。
やっぱりアニメの創真さんも何気に力持ち☆
今回も読切版の設定を用いてきましたか。
でも産まれて第一声がダメ出しな赤ん坊って・・・。(-_-;)
説明を終え、ベショ★となる二階堂がナイスでした(笑)。
お疲れ様。
もう顔見せないでね。(←酷っ)
そうしてえりなの勝手な判断による試験に、創真一人だけが受けて立つことに。
至ってナチュラルに質問する創真が地味に大物。イノセント。
私だったらあのアホ劇場を目にしたら思いっきり白い目になってましたよ。(※栗うさぎはえりな&新戸関連には一切合切容赦無し)
調理が始まり、えりなに料理名を明かす創真。
前回も感動しましたが、BGMの「無音」の用い方が上手すぎる!!
前回は熱い効果に大興奮でしたが、今回のギャグ効果には大笑いでした。
おお!仙左衛門が既にその場に居たとは!!
これは良いアニメオリジナルだったと思います。
このカットがひとつ入るだけで舞台背景がぐっと深まりますよね。
えりなが今回の編入試験の審査を任されたのは、十傑としての単なる仕事ではなかったということです。
煮凝りのプルプル感が良い感じに表現されてて、美味しそう♪
黄金に輝く表現もとっても綺麗ですね。
まあ、振りかけるアングルとしてはPVの方が好みでしたが。
そして「どーよ?」と創真が詰め寄るシーンに。
ここの演出は原作並みのセンスの良さを感じました。
地味目なシーンなのですが、創真が身を乗り出してカメラに近づくことで、彼の“攻め”の姿勢が良く表せているな~と。
黙りなさいと虚勢を張るえりなを無視し、さらに言葉を重ねる創真。
ここも良かったですね。
ここも読切版を反映させたのかもしれませんが、創真の“攻め”の姿勢への更なる畳み掛けに。
創真には「口」では絶対に勝てないという証にもなっていて、個人的にニヤリ♪
そして今回もリアクションの世界にご案内。
三口目で昇天していたえりなですが、今こうして見返すと、秋の選抜編(第85話)でえりなが批評していた「定食屋の味は三口目で美味しいと思わせる優しい味わい」という言葉に見事に当て嵌まってるな~と感心。
はい、こうしてえりなは「最低」の烙印を自分で自分に押すことになったわけです。
あ~~~!!!腹立つ!!!
というわけで
壁パンチ
↓
悶絶
ザマミロ♪♪♪
原作未読者にとっては「次回どうなるの!!??」といった引きに思えたかのように見えましたが、エピローグで伏線回収も兼ねた救済措置が描かれてましたね。
原作とは違って豪快に大笑い&「おはだけ」も披露してくれた仙左衛門。
「おはだけ」を半分だけにしておくというのも、後々の展開を考えると上手かったですね。
ということは、「秋の選抜編」もやってくれるんですよね!?ね!!??(早くも期待)
そんなこんなで創真至上主義の私から見れば、ラストの創真はもう不憫でなりませんでした。(><。。。)
えりなめ・・・(怨)。
確かに冷静な観点で見れば、創真の態度は礼儀に欠けたものだったと思います。
でもそれは創真がどんな相手に対しても対等に接する人物だからこそだと思うんですよ。
立場や経歴、権力等一切関係なしに相手を真っ直ぐ見る創真。
彼にとってえりなは、一人の女の子だったのだと。
対してえりなは初っ端から創真を偏見で見下し、数々の侮辱発言をかましやがったという。
創真を「無礼」というのなら、えりなも充分「無礼」です。
つまりは今回のお話は最強の対等目線者と究極の上から目線者のぶつかり合いだったわけなんですよね。
やっぱり今見直しても、我が儘で横暴で浅はかで理不尽で身勝手で稚拙で(以下略)・・・なえりな。
でもまあ、アニメでは「動き」が付いた分、デフォルメ化すると可愛さもUPして鼻につく感じが幾分薄くなったように思えました。
ですがそれ以上に創真の不快さを和らげていましたね。
原作では不敵な笑みを浮かべているところを屈託の無い笑みに変えたりして、生意気な印象が軽減されていたかと。
特に「いいぜ・・・教えてやる」と言った創真の笑顔の可愛さといったら。
キョトン顔からのこの笑顔。
天使かという。
確かにこの後天使化したけど(核爆)。
そしてアニメになると殊更感じますね。
やっぱり創真眼大きいv
可愛いv
愛くるしいv
ベリーキュートv(言ってろ)
ちなみに今回の料理であった「化けるふりかけご飯」は、今見てもそのアイデア性が一際輝く品だと思います。
材料は卵と鶏肉という、いうなれば「親子丼」と味はそれほど変わらないような品であるにも関わらず、発想と工夫でこれまで誰も食べたことの無い品へと変えるこの手法。
それは今も変わらず。
これからも「馴染み深くも新しい料理」を創真は創っていってくれるのでしょうね。(^^)
第1話が満足な出来だった分、第2話から作画が崩れてきたりしたらどうしよう・・・という不安感があったのですがそんな心配は無用でした。
相も変わらず綺麗で丁寧な作画で、テンポもとても良かったです♪
特に料理の説明は原作以上の分かりやすさになっているのがまた素晴らしい。(^^)
やっぱりこのアニメは至る所で原作に対するリスペクトや愛情が感じられます。
しかもその上で原作をも上回ろうという気概も感じられるのが凄く良い。
つくづく素晴らしい製作スタッフに恵まれたなあ~・・・。
本当に感謝です。
さて、いよいよ次回はもう一人のメインヒロインの登場ですね!!
ですが私はそれ以上に始業式の創真の宣戦布告を楽しみにしています。
遠月学園に対しての。
そして、えりなに対しての。
このシーンは単行本感想でも[ベストシーン]として取り上げましたが、今でもベスト3に入るお気に入りのシーンですから。
あと、仙左衛門の式辞の際に描かれていたライバル達の描写もどうなるのか気になるところ。
今を持っても尚、登場したのはアルディーニ兄弟と黒木場、それと榎本円ちゃんぐらいですからねえ~。
多くの見所を感じるだけに、サブタイトルは【魔王、『玉』を語る】にして欲しかったのですが・・・。まあ贅沢は言うまい。
最後に余談。
個人的に大衝撃だったEDですが、前回は倉瀬ちゃんの絶叫だったのが今回はえりなの絶叫に。
おお、これまた芸が細かい!素晴らしい!!(OPもさり気にカレーの絵が変わってたし)
ということは、次は間違いなく恵だな☆