あらかじめ予測済みだったことではあるのですが、『ソーマ』の感想が本編・アニメ共に押してます。
ほんと御免なさい。
いよいよ附田先生もサポーターとして参加なされる「ミラノ万博」の開催が迫ってきたという事で、ジャンプ本誌の方でも特集がありましたね。
日本館では、本格的なものを始め、馴染み深い「日本食」も食べられるとのこと。
その中には、「カレー」や「ハンバーガー」も。
ふ~~~ん。どっちも「秋の選抜」のお題の品ですねえ~~~。
はい、いまだに私は信じていますよ。
あの大会の「真のテーマ」を。
週刊少年ジャンプ2015年20号掲載。
掲載順第6位
第114話 【ゆきひら・改】
もともと単行本の売り上げも凄かったこの作品ですが、アニメ化に伴って更に伸びた様子。
累計600万部突破ですか!おめでとうございます!
そして今回はセンターカラーなわけですが、またもや四宮のピンイラストで御座います。
もうどんだけ優遇されてるんですかこの方。
今回のスタジエール編での再登場はもとより、少し前から「ジャンプ+」での外伝でも主役だわ、小説版第3弾でも再び抜擢されるわ(しかも続編確定だわ)、ほんと凄い持ち上げられっ振りです。
今人気投票を行ったら、本気で前回より順位を上げてきそうで怖い。
やっぱり附田先生にとっても四宮は、堂島先輩やえりなと違って城一郎と関連が無い分「自由に動ける強者」として扱いやすいのでしょうね~。
あ、肝心のイラストの内容の方ですが・・・驚きました。
四宮にギターという違和感の半端無さに(核爆)。
かくして新作コンペへの出品を許可された創真。
それを聞いた乾達は見学することに。
好奇心の強い方々ですね。
まあそれだけ創真の品に興味を持ってくれているというわけだけど。
そして余計な事を言ってどつかれまくるヒナコさん。(^^;A)
水原って結構ハードにどつく人だったのね(汗)。口だけで手は出さない人だと思ってたのに。
それにしても女性でありながらこれほどどつかれても全く不憫さを感じないのは、全てヒナコさんの人格故だよなあ・・・(苦笑)。
責任逃れのための口裏を合わせる面々。(堂島先輩が気の毒)
そんなにシャペル先生って怒ると怖いの???
そしてこのコンペは、創真のスタジエール研修の合否も掛かっているものに。
皆さん創真の事を気に掛けてくれているようですね。
立場上表立っては言えませんが、ここにいる全員が創真の実力を買ってくれている方ばかりですから。(^^)
高校からの編入生であるため、フランス料理の基礎が出来ていない創真。
しかしながら、それは大きな不安要素でもある半面全く型に嵌らない考え方が出来るという強みでもあると思いますよ?
回想で出てきた「ブッフ・ブルギニョン」。懐かしいですね~。
思えばこの品は、創真が初めて作ったフランス料理でしたものね。
そして丁度この料理はアニメ最新作(第3話)でも登場してきました☆
こうして見るとアニメの進行具合と絶妙にリンクしている・・・!!(驚嘆)
サービス担当の唯もこのコンペに参加するそうで。
そもそも唯は半年前までは本店で肉料理を担当する程の料理人だったとのこと。
そんな唯でもほとんど採用されないほどこのコンペは難関だそうです。
唯も、リュシも、それぞれの覚悟を持って挑むこのコンペ。
そしていつもの如くアベルも創真に突っかかってきます。超極悪面で。
それでも些かも退かない創真。
覚悟やらそういうのは全て皿の上に。
あ~~~んもう格好良いなあ~~~!!(o(><)o)
第23話で言っていた事をここでも述べるあたり、つくづく創真ってブレませんよね~。
あ゛~~~~~!!!(←単行本第4巻を読み直して再悶絶)
かくして調理開始。
調理の中で城一郎との思い出を振り返る創真。
実家で習った技法。創真が定食屋の技だと思っていたそれは「ポワレ」というフランス料理の技法だったという事実。
自分が何も知らなかったことを知った創真。
だからこそ今分かること。
ならば、今自分がやるべきことは―――
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
創真が串刺しにーーー!!!
いやイメージなんですけどね。
でもあまりの迫力に素で驚かされました。
なんだろう、この描写力。
附田&佐伯先生のアニメに負けまいという気迫がマジで伝わってくる・・・。
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
創真の服がーーー!!!
でもこういう描写ならノープロブレム☆(d(><))
むしろグッジョブ!!(Σd(><))
創真は健やかな色気に溢れる子ですから!!
下手な脱衣よりこういう描写の方がよっぽど魅入られるんですよね!!(だからなに熱く語っているんだという)
それは孵化のように。
今までの自分を、「ゆきひら」をぶち破る―――
そうして出された創真の品。
なんとこれはまた予想外のものを・・・!!
それはうずらが丸々皿に乗っているという、なんともワイルドな品でした。
創真が言うに、その品は「親子丼」とのこと。
その言葉に驚愕する一同ですが、四宮は冷静な表情。
創真の品を真っ直ぐに受け止めてくれているようですね。(^^)
創真が自信を持って差し出す、今の自分が作れる最高のフレンチ。
果たしてその「親子丼」にはどんな工夫と発想が詰め込まれているのでしょうか?
創真が出してきた「親子丼」。
これまでの創真は意外なメニューや食材を用いてきた時には「ど~ん」なヘラ顔だったというのに、この表情・・・。
うわ惚れ直しそう(///)。
まさに一皮剥けたというか。
また少し大人っぽくなったね。(^^)
「親子丼」とは、また予想外ながらも深そうな料理を作ってきましたね~。
四宮の話に感銘を受けたが故の、「自分の土台(ルーツ)を踏まえた上での新しい世界への挑戦」を示した料理のように思えます。
そしてこれまた創真と同様に、料理人という道を決めさせた要因が親の存在だった四宮からしてみてもこれは興味深い品かと。
関連性は他にもあるんですよねこれが☆
「親子丼」というからには間違いなくウズラの中にご飯や具材が詰め込まれている筈。
そう。「詰め物」。
「詰め物」はフランス語で「ファルシ」って呼ぶんですよね~~~。
四宮を再登場させたからには「地獄の合宿」での出来事を何らかの形で絡ませてくるだろうとは思っていましたが(実際回想という形で描写してくれていたし)、食戟時に四宮が出した「シュー・ファルシ」をこういう形で関連付けてくれましたか。附田&森崎先生。
丼ぶりに入っていないということで創真がネーミングに悩んでいましたが、これはまず間違いなく「―――・ファルシ」という名前が付けられるでしょうね。(^^)
ちなみに、鳥等の丸焼きを食卓で切り分けるのは西欧では最高のおもてなしとのこと。
創真はまずこの事は知らないでしょうが、その観点で見てもまた面白いものがあります。
今回の調理描写で、研修中に習った「スュエ」を行っていた創真でしたが、こうなってくると実家で習った「ポワレ」も用いていそう。
気になるのはどこで用いているのかという事ですが・・・やっぱりうずら肉にでしょうかね?
でもいくら小ぶりとはいえ、こんな丸ごとの塊肉をフライパンに押しつけて焼くのは相当難儀なのでは・・・うむむ?うむむ?
あとは勿論、それ以外の工夫や発想にも注目したいところです!
水原やシャペル先生もオブザーバーとしてコンペに参加してくれているようですし、リアクションはそちらが受け持ってくれそう。
結果としてはやはり正式メニューには取り上げられなさそうですが、そこに上手い采配が下りそうですね。
多分、そこで一枚噛んでくるのがアベルになりそうな気が。
なんだかんだで厳しかったものの、アベルは創真をずっと見てましたからね。
正式メニューには無理だけど賄いメニューとしてなら採用、とかいう結末になりそうです。
多分次回、もしくは次々回でこの「スタジエール編」も終わりを迎えることでしょう。
気持ち良く“次のステージ”へ繋がる形で、創真にはこの実りの多かった研修を終えて貰いたいです。(^^)