「法廷のドラゴン」#2
「一億円」ですかぁ…。
瀬山の依頼を断ろうか話し合い中。
天童竜美は引き受けてしまう。
勝負ごとにこだわる竜美がいるじゃない。
歩田はちょっと及び腰だけれどぉ。
竜美はいたって冷静でぇ。
将棋に例えて戦力を練るからぁ。
まったく将棋が分からないなりに。
小さくなるほどぉになっていくぅ。
瀬山と教授倉敷の関係が露見してぇ。
不利になりながらも最後の一手。
「待将棋」で見事に勝利ですかぁ。
瀬山の思いは瀬山だけの思いだろう。
それでもけじめをつけたかった。
そうすることで踏み出せたのだから。
勝敗は彼女にとっては大きかったぁ。