空に乾杯

日々な話やドラマの感想など雑多に書き綴ってます!

6作目

2011-03-24 | 本やマンガ

被災地の皆様の復興を祈っています!

まだまだ、寒くて大変でしょうが。

今日も頑張り、また明日も頑張りましょう!

☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆

下巻なのでということでもないのですが。

なかなか進まなくて、かなり時間を費やしてしまったかも!

5番目の女にたどり着くまでに、いろいろな出来事が起きる。

それは、スウェーデンという社会を反映しているようだ

殺人も、ある出来事がきっかけになり、意を決するんだよね。

ヴァランダーは父の死を経験するし、喪失感も生まれる。

シリーズを追って読んでいるわけじゃないので。

彼の恋人とのいきさつとか分からない部分もあるのですが。

まぁ、それはそんなに気になるところではないですが。

第一の殺人があり、第二、第三と……。

関連がないと思われたものが繋がっていくさまとか。

犯人が段々と絞られていく課程とか。

実に読んでいると、ぐいぐいと引っ張られるかなぁ~

伏線はいろいろなところから張り出していくんだよね。

見落とされたその伏線に直感で気づくヴァランダー。

そうすると物語が一気に動き始める。

些細なことから犯人のあれこれが繋がっていく。

それに意味がないと思っていたことも。

元をたどれば、意味があったと……。

ヴァランダーの喪失感を埋めてくれるのはバイバなのだろう?

当選本、読了です!

☆五番目の女・上下巻☆

ヘニング・マンケル著