空に乾杯

日々な話やドラマの感想など雑多に書き綴ってます!

続きを読まないと

2012-05-20 | 本やマンガ

自分はなんら関わりがないと思っていた。

天吾と青豆が知らないところで綿密に練られた包囲網。

たぶん、その包囲網はきっかけがあってそうなっていった。

読んでいて「怖くなった」……。

だって、自分の身辺がすべて見通されているんだよ!

「恐怖」を覚えないわけにはいかないよね。

誰かが嗅ぎまわっている……。

そうゆう「目に見えない恐怖」は身近にある。

実感したことがある人も、絶対いると思う……。

前編を読んで寒気がした。

青豆と天吾は「運命」というよりは「宿命」を背負わされている?

二つの月が見せる1Q84年と戻れない?1984年って……。

青豆が対峙した男との会話とふかえりと交わす天吾の会話。

男とふかえりは離れてもどこかで繋がっているような……。

後編はそれぞれが起こし始めた行動がどうなったのか?

それを読まないと、どうも釈然としない気がしてしまう。

★1Q84 BOOK2  /3(前編)/4(後編)

村上春樹著