「アンサンブル」
#8
実の母親…やっかいである。
その事実は変えることはできないから。
「幸せ」が一瞬で消えてなくなるさま。
子は親を選べないいちばん残酷である。
とはいっても生きていかなくちゃいけない。
だから自分で選択する以外には…。
瀬奈の想いはこれでついえてしまうのか。
真戸原次第でしょうね。
どこかで決心して決着をつける。
それが男っていうものでしょう。
さくらの心を開かせた真戸原。
寄り添える心をいっぱい持っている。
だから君こそ幸せになって欲しい。
それは生を受けたのだから…。
#9
真戸原の拒絶感は深刻ですねぇ。
周囲が協力しても…。
そこをこじ開けない限りはどうしようも。
母が察知してアクションするじゃない。
瀬奈の心がようやく動き出そうと。
すれ違う瞬間はやっぱりぃそうくるかぁ。
優の母親は悪態を平気でやってしまう。
彼の心の傷は癒えないまま。
それでも幸せにしたいと思えた。
家族というものは時として人生を狂わす。
だからこそ…。
寄り添って支えあっていくべきでしょう。