「今夜、世界からこの恋が消えても」2022年
記憶障害…忘れないために日記を書く。
そして読み返して出来事を把握していくさま。
真織に告白する神谷透…。
付き合うための3つの条件。
付き合っているふりをするのだけれど。
紡がれていく時間は永遠ではない。
それでも確かに二人の時間はそこに存在していた。
ずっと寄り添っていけるものと思っていたのに。
神谷透があっけなく世界から消えてしまう…。
真織のために透が決心したその想い。
親友でもある彼女はそれが当然であると…。
月日が流れていく中…。
親友は意を決して告白する。
記憶が忘れ去っていないこともあるようだ。
誰だか分からないひとを描き続けてしまう真織…。
親友の苦しみが解放されるさま。
神谷透は真織の中でずっと生き続けるのだろう。