「四月になれば彼女は」2024年
春が訪れる先の映像が美しく印象的。
あの頃の彼と訪れようと計画した場所。
春の父親が娘以上の感情を抱くさま。
藤代は吐露されて戸惑っただろう。
春もそれを否定できなかった…。
結婚を控えた藤代と弥生。
一見幸せそうな二人にも何か不穏な影が。
唐突に姿を消した弥生がいる…。
藤代宛に春の書簡が届いていた。
過去の出来事が丁寧に描かれる。
そして藤代は春の遺品を受け取る。
フィルムを現像すると…。
春からの精一杯の贈り物だったのだろう。
止まった時間がそこからまた動き出すさま。
琴線に触れる映画だった…。
感情が揺さぶられウルって来てしまったわぁ。
余談ですが。
先に見た方はあまりよくなかった印象だった。
見るのどうしようかなぁって思わされたけれど。
藤井風さんが主題曲を担当しているので。
ちょっと心魅かれたから…。