多分、きっかけがなかったら再読はしないままだったはず。
映画かぁ~
数十年ぶりに再読(赤と緑の単行本)しました。
当初、わたしはどこかしら拒絶感があったような……。
でも、生と性って切り離せないものかもしれない。
でもそれが、どこかしらで何かを繋ぎ止めるという、
危うさをはらんでいると、一筋縄ではいかなくなる。
だから、それが生死を分けることにもなりかねない。
時折、ふと思うことがある。
なぜ、心が壊れていくのだろうか?
でも、それにはそれなりの理由があるんだよね?
理解するとかしないとかじゃなくて……。
良かれと思って、放つ言葉が、負担になって、
切り離さなくちゃって、焦りを生んだりして、
いちばんの拠り所を失っていくのかもしれない?
正直、いろいろ考えさせられました。
上手くは言えないけれど……。
書くことは容易くないだろうと思う。
けれど、書くことに意義もあるのだろうと思えます!
「ノルウェイの森」
村上春樹著