事件が発生して、それらを解決するために奔走するのだけれど。
主人公ヴァランダーの閃きが、膠着状態を打破するのよね!
でも、彼はけっこうダメな男なんだなぁ~
そこが魅力的ってことでもないのですが。
けっこう精悍で恰好いいイメージとはかけ離れているかも。
まぁ、刑事であるがひとりの人間でもあるってことで。
それはそれで描き方としては違和感はないかも。
迷宮入りしそうになるのだけれど。
意外なところから犯人へとたどり着くのよね!
移民を積極的に受け入れるという政府と、
それを拒絶する者たちがいるってことが。
この事件のカギになるわけで……。
厚い本ですが、ページはスムーズにめくれました!
シリーズは9作で完結しているそうで、これは1作目です。
興味があれば、読んでみてください!
☆殺人者の顔☆
ヘニング・マンケル著