「オリジン」上下巻・ダン・ブラウン/越前敏弥・訳
何気に目にしたので予約購入。
読み始めはちょっとリズムに乗れなくて…。
次第に自分なりのリズムに乗れると進むわぁ~
カーシュが画策して人々を招集し、そこにラングドンも居合わせる。
彼自身…自分の末路を分かっていたような節もあるのだが…?
いつもながらに、ラングドンの行く先には難問ありで。
その傍らには女性が絡んでくるのよねぇ。
今回はスペインが舞台でそこでカーシュのあれこれを探るラングドンがいる。
ウィンストンを作り出したカーシュ…彼が導き出す答えは先見の妙がある?
宗教間の軋轢…科学との軋轢…知らないことを知らしめるなぁ。
と思いつつ読み進めていく私がいるかなぁ!
余命宣告…カーシュの望んでいたことを理解?して行動したウィンストン。
けれど、ウィンストンの知らしめたことは望む結果だったのだろうか。
人工知能と共存していくことに未来はある…?
宗教そして神…云々はさておいても。
カーシュの独壇場が何かをもたらすことは必至…。
読み進めていくと…謎の正体が「誰?」であるのかはおぼろげにわかる。
ウィンストンがラングドンに語るあれこれが強烈に突き刺さる感じはあるかなぁ!
彼が消滅して…すべては終わった…そう言い切れないもどかしさが…。
そして…もやもやした何かが残っているような感覚も拭えないような気がしている。