新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

TOKUZOで…1年ぶりの早川義夫さん…

2012-11-14 06:01:21 | ライブ
この歳になってくると…
日々の仕事の忙しさや…その他いろいろもろもろの忙しさも手伝って…
なかなか新しいミュージシャンを探して聴いてみようとは思わない…
…新しい音楽に触れる機会のまったくない毎日を送っています…

「きゃりーぱみゅぱみゅ」って何??
…お菓子の新製品の名前??…笑…といったようにね…

音楽好き…ではアリマスが…

基本的には
10代、20代に聴いていた音楽を継続して聴いているだけ…
…でアリマス…



そんな中での…

早川義夫さん!!

もちろん昔から、途中ブランクがあったにせよ…
…唄っていたミュージシャンです…

でも…
オレはずっとずっと触れたことがなかった…
昔から、井上陽水以外…フォークソングは聴かなかったし…



…以前…鎌田ひろゆきさんや山海ひでひろさんたちと呑んで泥酔するたびに…笑…
一度、土性くんも聴いといた方がいいよ…

…と、必ず出てくる名前が…早川義夫さん!!


…で…この歳になって…
一人で…

去年…TOKUZOで聴いたのが…

オレにとっての
「初・早川義夫さん!!」

…だったのですが…
それがホント
めちゃいいのよ!!
早川義夫さん…カッコよくないのかも知れないけど…めちゃカッコいいのよ…???…笑…


その後…
ライブを…連続して
「夜空に星のあるように」でも聴いて痺れて…


それ以来の…
1年ぶりの早川義夫さん!!



この日は
月曜日…
う~ん…正直言うと…明日からの仕事も考えて…一番ライブ等に出掛けたくない曜日でありますが…

1年ぶりの早川義夫さん…でありますし…
出掛けることに迷いはありません!!!
楽しみ~楽しみ~!!






今回は…ソロライブ

ギターの佐久間正英さんもいませんし…
天国からバイオリンのHONJIさんが駆けつけてくれてもいませんし…(当たり前っ!)


そこに…
あるのはピアノだけ…



ピアノと…
そこに早川義夫さんが座って…弾き語って唄う…
…それだけの音…なんですけど…

その音は…必要最低限であり…まったく無駄のない音で…


唄うごとに…
歌詞にのせて…
等身大の…まったく背伸びのない…
ありのままの早川義夫さんが表現されていく…



「サルビアの花」
…でライブがスタート…
その後…1部と2部に分けてたっぷりと2時間…弾き語り…


前半に…TOKUZOのステージでピアノをどこに置いたらいいのか…の話題で…
…以前お客さんに背中だけ見せて…ステージの壁見て唄った時…
お客さんから、今日のライブ最高でした…と言われて…
その時思ったのは…
「顔を見せなくて唄った方がいいのかな…」
…なんて笑いを誘うMCがあったくらいで…

あとは曲紹介だけで…
ずっとずっと流れるように…弾き語りが続き…

でも…その流れは時には激流もあったりと緩急自在で…

お客さんを…
そして
オレを…惹きつける!惹きつける!!

早川義夫さんの…
想いが…感情が…唄を通してストレートに伝わってくる…



「風月堂」
「花火」

…などなど…オレの感情も早川義夫さんの創り出す世界にすっかり迷い込み…
曲が終わっても痺れっぱなし…
思わず…拍手することすら…浸りすぎて忘れちゃいそうになります…汗…



仲井戸麗市さんの曲のカバー
「マイ・ロックン・ロール」も…
…ただのカバー…ではなく…
そこに早川義夫さんの感情が絡まって…表現される世界は…
カバーなのに…
感じたままを飾らない言葉にして、見事に歌いあげてる感じがして…
感動そのものです…


「HONJIさんに捧げる歌」では…
雑念など混ざり気ない清らかな早川義夫さんの奏でるピアノの音に…
そばに…HONJIさんがいるような…ステージにバイオリンを持ってサポートしているような…そんな錯覚すらしました…



…HONJIさんと早川義夫さんの絡みのバイオリンの音は早川義夫さんのCDを聴きこんでいたので
…ちなみに早川義夫さんのライブに参上するようになったのは去年からなので…残念ながらHONJIさんとの一緒のステージは見ていません…HONJIさんの存在自体は…小山卓治さんとの絡みで知ってはいましたが…




感じたままを、今歌いたい歌を、飾る言葉なく自然体で歌っている…
早川義夫さん!!


それが、気持ちのいいほどにストレートに伝わってくる…
そんな素敵なライブでした…



そして…オレが…
早川義夫さんの歌に虜になったきっかけになった曲…
それは
「歌は歌のないところから聴こえてくる」
…というアルバムからの…
「僕の骨」
…そして…
「父さんへの手紙」

「死」というものに、直面して…
裏返せば
「生きる」ということに直面して…


書かれているストレートな詞…
まったく着飾っていない言葉の数々…
赤裸々な早川義夫さんの想い…


…がこの夜も聴けて…
めちゃめちゃ嬉しい限り…


オレ自身…どっぷり早川義夫さんの世界にどっぷり浸って…
「生と死」に関しても…あれよこれよと思いめぐらしていました…

UNには
新曲「僕たちの夜食」…
これも新曲だからと言って…まったく気負いがなく…
等身大の早川義夫さんが見え隠れする素敵な曲でした…



ライブ後…

早川義夫さんと…




…お話させてもらうと…フツーの温和なおじさんです…笑…

それが…ステージで…ピアノを前にすると…
表現者として…飾り気のないストレートな歌の世界をどんどんぶつけてくる…


ホント…陳腐な言葉だけど…

早川義夫さんの創り出す歌の世界に触れることができて
よかったな…と…

ストレートに元気の出るライブじゃないけど…
この1週間も、等身大のありのままの自分で…無理せずぼちぼち頑張っていこうか…
…と…変化球ではアリマスが??
元気づけられるライブでしたぁ…