新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

穂の国とよはし芸術劇場で立川志の輔さんの「高座開き」

2013-05-05 08:28:04 | お笑い
さてさて、先述したとおり…豊橋に行ってきましたが…
主目的は吉田城で「妄想」しにいったのではなくて…
それはあくまでも次いで…笑…


なによりもの目的は
志の輔さんの落語…

高座開き「立川志の輔独演会」に行ってきました!!

場所は
穂の国とよはし芸術劇場


こけら落としに
この志の輔さんが選ばれたようであります!!

志の輔さんのチケット
それはそれはとるのが大変で…
オレのような性格だと、発売日チェック機能がユルイので…苦笑…
すぐ売り切れちゃう…

…だって…
今後の名鉄ホールの志の輔さんの落語も…
…売り切れで手に入れることはできず…泣…



それだけに…
この日の期待感といったら…笑…

もう、ただのわくわく!ではアリマセンよ!!

めちゃめちゃ…わくわく!!!…です…




駅からはご覧のような
劇場までの連絡通路ができあがっており…




それは線路に沿って…でありまして…

おおっ!撮り鉄!撮り鉄!!
…と…またまた鉄ちゃんの血が騒ぎます…

新幹線に…



JRの在来線に…




…と…興奮してたら…あっという間にホールに着いちゃったぁ!!





高座開き「立川志の輔独演会」

楽しみ!楽しみ!!


演目は…
初めに、お弟子さんの

志の太郎さんの「つる」という落語


間に、ノコギリ演奏…
長唄三味線を挟んで…

二つの演目を…志の輔さんがたっぷりと…


そうそう…
こけら落としのこのホールについて、まずは話しておこうっと…

席は2Fだったのですが…
ステージがとても近くに感じる臨場感溢れる設計になってまして…
けして比べちゃいけないんだろうけど…

今までみた、どのホールよりも見やすくて…見やすくて…
音響もばっちりで…

(そりゃ、前の方で見られれば、どのホールでも「見やすい、聴きやすい」んでしょうが…志の輔さんを前の方で見れた…ことは今までないので…苦笑…)

もし…毎年この高座が今後も行われるとしたら…
豊橋市民がめちゃ羨ましいぞ!!
…と…そんな素敵な劇場でした!!



さて…肝心の演目…


まずは創作落語
「親の顔」


その演目にもっていく前振りの中で…

子供に、どうして勉強しなくちゃいけないの??
…と尋ねられたときに、答える言葉として…


「生きていく中で、一つでも多く笑うことができるように、勉強する(学ぶ)んだよ…」


おお、志の輔さん!
めちゃめちゃいいこというなぁ!!
確かに…
知識がないと、笑えないことっていっぱいあるよね??!!!


…私も勉強嫌いの子供と出会った時、この志の輔さんの言葉を借りて…???
勉強することの大切さを説くこととしよう!!???…笑…




さてさて
「親の顔」

志の輔さんの創作落語です…

内容は…
息子のテストの点数が悪くて学校に呼び出された父親と先生との珍問答…

そこにでてくる
志の輔さんが創り出した
登場人物…
息子と父親のキャラクター
は…というと…

…ただの○鹿ではなくて…
親子愛溢れる…いや親子に限らず、クラスの友達など…
他者に対しても、優しく思いやりのある…
愛すべき魅力あるキャラクター…



大爆笑している中で…

問題に対して…
正解は一つだけ???…といった現代への教育に対して…
ゆるりと…ホントにそれでいいの??…
…といったほんわかとしたメッセージさえも感じられたのは…
私が教員だから…かな???

このイマジネーション膨らむ…志の輔さんの落語…
本当に素晴らしい!!

ここに出てきた
愛すべき魅力あるキャラクターである息子の
問題に対する「発想力」…
…うん、おおいに認めてあげなくちゃね???


オレが…その先生だったら…
百点あげちゃうかも???
あっ、それはないか…笑…



もう一席は…

「新・八五郎出世」

古典落語です…

内容を私なりに簡単にまとめちゃうと…
大工の八五郎が主人公…
裏長屋に母と暮らしている…
八五郎の妹「お鶴」が、お殿様に見初められて…
それまで子供のいなかった殿の男子を出生し…
そのことを受けて
兄の八五郎がお屋敷に招かれるのだが…

裏長屋暮らしの大工という職人気質である八五郎は、礼儀作法を重んじるお屋敷で
いつもと変わらぬ振る舞いをする…

…その殿様と八五郎のやりとりのおかしさを表現したものだが…

志の輔さんの演目は
古典落語そのままの
「八五郎出世」…ではなく

「新・八五郎出世」


そこは…志の輔さんの演じる
八五郎のキャラクターが志の輔さんなりに…八五郎の性格が愛すべきキャラクターに大きく変えられていまして…


…殿様は傍若無人な八五郎の態度が新鮮に見えたのか…
とても気に入り…士分(武士の身分)にしようと取り立ててくれるが…

八五郎は…その申し出を断ってしまう…


その理由は…

「おふくろと二人暮らし…おふくろが独り暮らしになってしまう…」


ならば…殿様が…


「おふくろさんも一緒にお屋敷に迎えよう」

…というと…


八五郎…


想像もできない…思いもよらぬ…言葉を返答して

会場内の大爆笑を誘うのだが…


そこは…ネタばれ(あっ、落語は「下げばれ」っていうのかなぁ…)になりそうなので…

このブログでは…オフレコで…


…どんな「さげ」なのか…
…ぜひぜひ想像してみるのもいいかも…
解答は…オレと会った時に、聴いてもらえればお教えしますし…
なんなら「生」で志の輔さんの落語聴いてみるのがいいかも…
(でも…チケットとるの、とにかく大変だからね!覚悟してねっ!…笑…)


もう…私は…吹きだすほどの…大爆笑…デシタ…


ましてや…大爆笑の八五郎の考え方は出世よりも家族愛…
この考え方…現代に生きる人々にとって共通点も多いのかも…???


実は…


さらに

もう一段…

「さげ」がありまして…





それが…意図的に

初めにお弟子さんが演じた

「つる」と繋がっていたような気がして…



ただの偶然なのか…意図的なのか…

志の輔さんだけが知っている…笑…






志の輔さんの落語は


分かりやすく…伝わりやすく…



志の輔さんが
話しているだけで…そこに映像があるようで…
語る世界に惹きこまれていく…


もう大満足の公演でアリマシタ…


学校の先生に、ぜひ観てもらいたい…
志の輔さんの「落語」


…私は、志の輔さんの影響をもろに受けて…


私の授業は…

そう!

分かりやすく…伝わりやすく…笑…




…今回…私なりに…
うまく「さげ」をつけることができた…と自己満足してますが…
いかかでしょう??…









PS…話変わって


豊橋に行けば…

必ず買うのが
カレーボール…




めちゃめちゃ美味しいの…

…とその横に…ご覧のような張り紙が…




私…この「期間限定」の言葉に弱い…笑…






…と…やっぱり買っちゃいます…



家に帰って
食べてみると…



練りものの中に…
まるごとミニトマトが入っていて…
今までに食べたことのない新鮮な食感に…

その夜は…ついついご機嫌で呑み過ぎちゃったのでした…汗…