西尾市岩瀬文庫へ行く…
久々に行った岩瀬文庫
過去にも何回か寄ったことが…
そのブログをリンクしておきますのでお時間あったらどうぞ
久々に…西尾市にある岩瀬文庫に行く!! - 新・日記どす(DOS)
さてさて、どーして久しぶりに西尾市岩瀬文庫に行ったかといえば
ここで期間限定…2025年3月30日までの
放送100年企画 大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』パネル展示
がやっていたから
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』
NHKで吉原が舞台っていうのが
なんか凄いよね
男にとっては地上の楽園、女にとっては地獄の「吉原」
この大河ドラマの主人公は
蔦屋重三郎さん
もしNHK大河で取り上げなかったら
全く知らないし興味ももてなかった人物だけど
NHK大河で横浜流星さんが主役で演じているのをTVでみてると
俄然、興味が湧いてくるから不思議、不思議
田園と茶畑…そして住宅地ばかりの
穏やかな…この西尾の街には…
不似合いなほどの???…スタイリッシュな…ハコモノの西尾市岩瀬文庫の中…
ここ、な、なんと入場料無料なんですね…
タダ!タダ!!!
西尾市、太っ腹…
あっ、私のお腹も「西尾市」ですけど???
入場無料だから…でしょうか…血税を無駄遣いしたくないと思ったのでしょうか…
皇太子殿下もご訪問なさったようで…

この…後奈良天皇宸翰般若心経を御覧になったようで…
皇太子(こうたいし)さまは、これを気に入ってこうたいし(買いたいし)と思ったのかも知れませんなあ
さてさて
放送100年企画 大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』パネル展示
2階に「岩瀬文庫と蔦屋重三郎」の展示がなされているようで
横浜流星さん…もとい…蔦屋重三郎のおかげで
この岩瀬文庫も来場者急上昇
だって、前に来た時は、ほとんど来館者の姿がみえなかったですからね
蔦屋重三郎こと横浜流星さんと「花の井」(五代目勢川)こと小芝風花さん!
花魁をみると
必然的に大須大道町人祭を思い浮かべてしまう私
今年はNHK大河のブームに乗って、大須大道町人祭は激コミかも…汗
さてパネル展示はこんな感じ
思いの外、人がいません!
っていうか、誰もいません!!
この岩瀬文庫も大河ドラマに便乗して、来場者急上昇だと思ったんですが
だってここには蔦屋重三郎がかかわった古書がたくさんあるらしい…
それが、「隠れた宝」ではないのか
この「隠れた宝再発見」の展示の中には蔦屋重三郎がかかわった古書の展示はありませんでした…
ここは、一番最後に見学、拝観しました…
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』パネル展示のコーナから
「べらぼう」の主役、蔦屋重三郎の説明パネル
けっこう、横浜流星さん
蔦屋重三郎の役にハマってると思う
まあ、蔦屋重三郎さんを他の役者が演じている姿は、今まで全くみたことないけど
「べらぼう」のあらすじが記されたパネル
作者、森下佳子さんのインタビューパネル
「花の井」(五代目勢川)こと小芝風花さんの説明パネル
「べらぼう」に登場する市中の人々
「べらぼう」に登場する吉原の人々
続いては
「岩瀬文庫と蔦屋重三郎」の古書の展示コーナーへと
おお、「吉原細見」
NHK大河「べらぼう」でみたのと同じようなことが説明板にかかれている
蔦屋重三郎の名前が記載されている…
芹澤興人さんが演じる小泉忠五郎
蔦屋重三郎とは「吉原細見」を巡って、一時はライバル関係であったよう…
その小泉忠五郎の
「松のしらべ」
「青楼美人合姿鏡」
吉原の遊女の日常を描いた絵本
北尾重政は橋本淳さんが演じてますな
「箱入娘面屋根人魚」
序文に蔦屋重三郎の姿が描かれているとのことで
おお、横浜流星さんの方がイケメン度で勝ってますなあ
「箱入娘面屋根人魚」
映画でみてみたいぞー!!
人魚を嘗めると若返るなんて…
玉手箱で歳をとり…
まるで「不思議なメルモちゃん」のキャンディーですな
蔦屋重三郎がストーリーを描いた
「身体開帳略縁起」
身体開帳…タイトルだけきくと
江戸時代のエロ本かと思いきや
そうではなかったようで
「青楼奇事 烟花清談」
駿河屋市右衛門は吉原の引手茶屋「駿河屋」の主人
高橋克実さんが演じてますなあ
遊女やお客の逸話を集めた本のようで
「本樹真猿浮気噺」
蔦屋重三郎の作品
画は喜多川歌麿
以上、2025NHK大河「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」に登場する人物の
出版物がみられて、ここにきてよかったな
なんせ、西尾市岩瀬文庫、タダだし…
無料!無料だし…
さてさらに、先ほど、ちょいと触れた特別展示
「隠れた宝、再発見」なる展示も行われていまして
この展示は、現在、『新編西尾市史』の編さんが進行中で
その過程で、地域に残された歴史資料の発掘と再検証が行われてて
そこで得られた、新発見・再発見された「宝」が紹介されているようなんだな
な、なんと
この特別展示も、入場料無料なんですね…
タダ!タダ!!!
西尾市、太っ腹…
あっ、私のお腹も「西尾市」ですけど???
さらに、この音声ガイドも
な、なんと
タダ!タダ!!!
西尾市、太っ腹…
あっ、私のお腹も「西尾市」ですけど???
ここは「古書」の図書館だけに
『新編西尾市史』の編さんも「こしょこしょ」っと内密に行われているのかな??
「隠れた宝」はここで公開されて「隠れた宝」では、なくなってるけど…笑
如意輪観音菩薩坐像やら小鍛冶図扁額やら
霊芝や燭台が展示されていたけど
なんせ、お宝だけに、写真撮影禁止で
せっかくの音声ガイドの解説をきいたものの
それらは私の脳みその奥に「隠れた宝」ならぬ、記憶が「隠れたかけら」になってしまってて思い出せないけど
そうそう…
本館2階の閲覧室で閲覧することができるのよ
蔦屋重三郎さん関連の本を…
ちなみに私が手にしたのはスタッフのお薦めで
TVで紹介された
黄表紙の作品『金々先生栄花夢』
鱗形屋が出版した『金々先生栄華夢』(恋川春町)という「黄表紙」が大人気になったもの…いうなれば、吉原の「平家物語」??のようなものでしょうか
栄枯盛衰は夢のごとし…
ちなみに「赤本」は子供向けおとぎ話
「黒本」は歴史、歌舞伎物語などの大人向け
「青本」は大人向けの絵入り読み物
この「黄表紙」も大人向けの絵入り読み物になるのかな…
私、国語の教員なのに…国語の教員なのに…国語の教員なのに…
眺めていて、絵にしか目がいかなかったけれど…汗
ちなみに閲覧は写真撮影禁止だけど
タダ!タダ!!!
西尾市、太っ腹…
あっ、私のお腹も「西尾市」ですけど???