西尾市にある八ッ面山は
男山と女山に分かれてまして…
そのど真ん中に
久麻久神社がありまして…
久しぶりにその久麻久神社を参拝する…
数年前に…八ッ面山の男山と女山に登ったことがありまして…
そのブログを下記に貼っておきますね!!
西尾市の八ッ面山に登る!!
さて
久麻久神社
創建は大宝年間(701~4)と伝えられ、延長5年(927)『延喜式』神名帳にもその名が記されているとのことで
古くは祭神が牛頭天王(素盞鳴尊)であったことから「大宝天王社」、地名から「荒川大宝天王」とも呼ばれ、八ツ面城主・荒川氏の信仰が厚かったとか…
さらに
徳川家康とも縁があるようで…
三河は一向一揆で荒れていた頃…
これを鎮めようとした家康は
市場姫を八ツ面城主荒川義広のところに嫁がせたんですね
義弘は家康の家臣として行動するも
途中で親戚関係の一向一揆方に加担し
家康と対立することとなる…
それがきっかけで…
家康の怒りを買い、八ツ面城から追い出されることとなったらしい…
3カ所の方向に鳥居があって…それをくぐって境内へと進むことができるようですが…
私が向かったこの鳥居をくぐった参道の傾斜が一番厳しいかもしれない…
ひぃひぃふぅふぅ…参拝したのは晩秋のことなのに…汗がにじんでくる…そんな足腰に負荷のかかる傾斜です…
とくに石段がなくなった後の参道の傾斜がきつい!きつい!!帰り道は、落ち葉でスベッテ、怪我せぬように気をつけなければ…
「医者に見放された病がお祓いでよくなった」みたいなご利益も噂にきくけど…どんなに重い病であっても、ここを登る体力は最低限必要だなと思いました…
(ちなみに必死に坂を登っていたその時に、そう思っただけで、実は私が登った反対側の鳥居のそばには、八ッ面山山頂にむかう道がありまして、路上駐車になりますが…そこに車を停めれば、こんな傾斜の坂を登る必要はありませんので、坂を登る体力がなくても、参拝可能ですよ…山の中腹にありながら、参拝者の体力にも優しい…久麻久神社です)
こちらが、参拝者の体力にも優しい参道にある鳥居と石標
私はひぃひぃふぅふぅ言いながらも境内に到着…
石柱門にはなにかが刻まれていたようですが判読不能…
この参拝した時期、2021年秋は、新型コロナウイルス感染症新規感染者数があまりにも急激に減りだした頃ですけど…念のため…この手水舎で、ひょっとしたら手にへばりついているかもしれない新型コロナウイルスいるかもしれないので…
おお、蛇口をひねって…と、ここで発見!!
新型コロナウイルス感染症が蔓延してから絶滅種となりつつある柄杓が…
私は…念のため…柄杓は使わずに…手水舎は眺めるだけにして、持参の手指消毒液で シュッシュ…
これで、ご祭神の須佐之男命さま、大雀命さま(仁徳天皇)、熱田大神さまも安心でしょう!!
「二礼二拍手一礼」
このまま、再度、新型コロナウイルス感染症フィーバーがおきませんように…須佐之男命さま、大雀命さま、熱田大神さま、なにとぞ!!
それと、もう一つ…いつまでも、このような登り坂が登れる体力を持ち続けれますように…と…
この拝殿の奥にある本殿は「重要文化財」
多くのみなさんは手前の拝殿を、本殿だと勘違いして、これが重要文化財だと思って帰られる方が多いとは、神社の関係者の弁…
私も、そう教えてもらわなければ、拝殿を本殿と勘違いして帰るところでした…
ではでは、参拝後は境内を、ぐるっと…
歴史の感じる狛犬…
驚き方が尋常ではない…なんか化け物でもみたかのような…心霊スポットとしても名高い八ッ面山ですからなにかみえたのでしょうか…
「阿吽の狛犬」…大抵、一体はお口を閉じてるんですが…ここは「阿阿の狛犬」になってるような…???
久麻久神社の案内板と雲母山碑
ここ八ツ面山は雲母(うんも・きらら)の産地だったのよ…
雲母(うんも・きらら)のために…
掘った穴が…雲母坑があちこちに…あるのよ…
先ほど心霊スポットと噂されてる要因の一つにあたるのかどうか知りませんが…神社の境内ではありませんが…八ツ面山の中腹には昭和6年に…
小学生の転落事故があったとの案内板が…
でも、これと、狛犬の表情に関連性はないと思われます…だって、どう見ても、あの狛犬…どうみても昭和6年以前に作られたものでしょうから…
「連理の枝のシイの木」といいまして
種類の違う樹木同士が絡み合って、一本の木に見えるとのこと
男女の間が永遠に睦まじく、変わることのない約束することを
「連理の契り」といい
今では…
このご神木が…
永久の愛を誓う…
パワースポットであるらしい…
いやあ…
私も…
夫婦円満が一番と…
心から…ご神木をなでておく…
境内社である御鍬社
山之神社
天満社と稲荷社
稲荷社には「きつね」さんがみあたらない…??
皇太子殿下御成婚記念の石碑
さてさて、御朱印ですが、ふらっと参拝して、御朱印がいただける確率は低く事前に電話をしていくと「書き置き」のものを用意してくださいます…
茶封筒を用意してくださり…その中に御朱印が
宮司さまから、御覧のようなありがたい一言が…
さらに「吉良荘800年の軌跡」の冊子までいただけて…
八ツ面山で雲母が産出されることから雲母(きらら)が取れる場所という事で吉良(きら)荘と名付けられたそうで…
宮司さまにはお会いできなくて残念でしたけど、直筆の文字からも温かさの伝わる…宮司さまの優しさをも感じたよき参拝となりました…
自然の中に溶け込んでいているかのような森羅万象の世界観が広がる久麻久神社
ぜひぜひ、機会ありましたらみなさんもぜひ…
帰り道は
運転する車中で呪文を唱えながら
「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、腰痛のおきない自分になあれ!!」
クマク(久麻久)神社、参拝直後だけに??
え、クマク??もとい、クラク(苦楽)を共にして付き合っていきなさいって…神様の声がきこえてきたような???
じゃあ、もう一つ呪文を
「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、新型コロナウイルス感染症にかからない自分になあれ!!」
クマク(久麻久)神社、参拝直後だけに??
え、クマク??もとい、マスクしなさいって…神様の声がきこえてきたような???
あ、勝手な想像でスミマセン!神様はクマク…もといウマク(上手く)オヤジギャグは言わないと思います…
えっ、ウマクないって…汗…
オチが…参拝(さんぱい)ならぬ…惨敗(ざんぱい)だー!!
年の瀬まで、しょーもないオヤジギャグ満載の、このブログにお付き合いありがとうございました…
来年も、引き続き、毎日、アップしていきますので、御贔屓のほどを…
では、よいお年を~
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