こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[福引き]

2017-12-26 20:44:24 | 感じる
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[福引き]です。

年末は福引きをしている商店街などが増えますね。派遣で仕事をしている店で、お客様が福引きの引換券をくださいました。
「俺が行っても、いつも外れるから、あげるよ。」
と言って、年配の男性は立ち去ってしまいました。せっかくいただいたので、福引きにチャレンジしました。

▲福引きの引換券5枚で1回できます


今回は外れでした。前回買い物をして3回チャンスがありスクラッチをすると、この入浴剤があたりました。ちょっと嬉しかったです。


▲残念賞


▲福引きで当たった入浴剤


以前福引きのアルバイトをしたことがあるのですが、30回引いたお客様は全部参加賞でしたが、たった一回引いた年配の女性は、ゲーム機械が当たりました。私が欲しいと思っていたネスカフェのコーヒーの機械は、やはり一回だけ引いた小学生の少女に当たりました。そして、アルバイト先の人が内緒にするようにと言っていましたが、当たりの数は操作をしています。当たりくじの量を減らすだけで、誰に当たるかまでは操作できませんけれども。くじ引きの仕事をしているほうも、当たりがでて、ベルをたからかに鳴らすとき嬉しいのですよ。幸せな気持ちになります。反対に、何十回もやって残念賞だと叱られることもあります。

福引きの他にも、ポイントも馬鹿にできません。スープストックではカードが一杯になると1000円相当の商品と交換できます。

▲スープストックのポイントカード
一杯になりました

少し幸せになりますよね。今回は無料で食事ができた。と嬉しくなるのです。いつもと同じスープのセットが特別料理になります。

小さいことを幸せと感じられることも、幸せなのだとおもいます。若い時は、残念賞だとむっとしていたような気がします。最近では、くじを引くまでの気持ちの高ぶりを感じることに幸せを感じます。もともと、必要なものを買ったわけですから。

まだ福引きの引換券があります。またチャレンジしてみます。




[修悦体]

2017-12-25 19:54:35 | 発見
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[修悦体]です。

この文字をみてください。


▲下北沢駅の乗り換え案内


私は一瞬で目を奪われました。そして、とてもわかりやすく駅で電車を乗るのに役立ちました。
これは、「修悦体」と言われる文字です。

そもそも、この文字を以前テレビで見ていました。でも、実物をみたのは初めてでした。昨晩インスタグラムにこの写真をアップすると、私の写真に「いいね」をくださった方が、
「これは修悦文字ですよね。」
とコメントをくださいました。そこで調べてみました。

この作者は佐藤修悦さん。警備会社に勤める方です。以前新宿駅勤務で、工事中に道を聞かれることが多く、しかもわかりにくいとお客様に叱られることがありました。そこで分かりやすく表示しようと作られたそうです。

この文字の作り方も調べたサイトに載っていました。まず、縦横、等間隔にガムテープを貼ります。そして文字にするために余計な部分を切り取るそうです。2005年から2007年に新宿駅では沢山佐藤さんの作品があったそうです。当時はとても話題になり、映画のロゴに使用されたこともあるそうです。サイトには、工事用スコーンもあり、電車の路線別に色分けをしていたそうです。こちらも素敵です。新宿駅にまだあるのでしょうか?今度探しに行きます。
ロケットニュース


この写真は下北沢で撮影しました。下北沢の警備をしているのが佐藤さんの会社で、依頼したそうです。現在下北沢に行けば、この作品を見ることができます。

これは、もう芸術です。佐藤さんは、看板を作っている時、とても嬉しそうに作業するそうです。本当にお好きなのでしょう。この看板も、ロボットではできない作業ではないでしょうか。AIに負けない人間業は、まだまだあるのですね。この看板を見ると、ホットするのはそのせいでしょう。

来年塾を創業予定ですが、そのロゴを是非お願したいです。

[本当にいるんだ]

2017-12-24 18:54:55 | 育児
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[本当にいるんだ]です。

街はクリスマスの曲が流れています。派遣で商品陳列をしている店でも、クリスマス商品が沢山あります。カラフルで嬉しい気持ちになります。

▲クリスマスツリー 六本木

昨日は、年配の男性が店にいらして
「クリスマスのプレゼントを入れる袋はないかね?」
とおっしゃるのでご案内しました。
「孫が6カ月なんだけどプレゼントなにがいいかな?もう洋服はかったのだけど。」
と問いかけられました。すぐそばにサンタさんの帽子があり、そのお客様はそれを買って行かれました。お孫さんの話をしているお顔は、とてもいい笑顔をしていらっしゃいました。

昨日は昔のアルバムを引っ張り出して、写真を見ていました。当たり前ですが、主人が若いので笑ってしまいました。そして息子たちも、こんなに小さくて可愛かったのかと思いました。

長男が4歳のクリスマス日。明け方、ごそごそ動き出した長男。トイレに行ったようでした。戻ってきて寝ようとした時、枕元のプレゼントを発見しました。そして
「サンタさんって、本当にいるんだ。」
声にならない声でつぶやいたのです。私はその場で息子を抱きしめたい気持ちになりました。しかし、静かにプレゼントの包みをあけてニコニコしている息子を、薄目をあけて見守りました。この空間は息子だけのものだと感じたからです。早く主人に伝えたい気持ちでいっぱいでした。このシーンを見ることができたことも幸せでした。


▲サンタクロースとクリスマスプレゼント
川崎アゼリア

先日、派遣の仕事でご一緒した方はお子さんがまだ小さいのでプレゼントの質問をされたそうです。家には煙突がないのに、サンタさんはどこから入ってくるのか?そこで、今年はベランダからプレゼントが届くようにと言っていました。


▲煙突から入るサンタクロース 川崎ラゾーナ

その方には中学生になるお子さんもいます。その子が小さいとき、サンタさんにオレンジジュースをセットしてプレゼントを楽しみに寝ました。しかし、夜中に目を覚ますと、オレンジジュースをお母さんが飲んでいて、プレゼントを置いていたそうです。あまりもショックだったのでしょうか、その話は数年経ってからお母さんに話したそうです。

今日はクリスマスイブです。みなさん素敵なクリスマスをお過ごしください。

[知り合い・友達・親友]

2017-12-23 19:44:14 | 感じる
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[知り合い・友達・親友]です。

次男が3年生のころ、道でばったり次男のクラスメイトに会いました。クラスメイトは次男に気がついておらず、
「ねえ、お友達じゃない?」
と私が聞くと
「友達じゃないよ。」
次男によると、本当に自分が友達と認めた人しか、友達を呼ばないそうです。一理あります。

私の認識だと、「知り合い」→「友達」という段取りをふみます。しかし、「知り会い」以上「友達」未満の方はたくさんいます。例えば、私より年齢が上の方の場合、「友達」というのは奥がましいと感じてしまいます。加えて、相手の方が私を「友達」と思っていないだろうな、と判断した場合は「知り合い」という表現になります。

「友達」→「親友」となるのですが、私は「親友」という言葉を使うのが苦手です。世の中の人が「親友」と考える関係なら、あえて
「私達親友だよね。」
などと確認しなくても理解できているように思うのです。そして、「親友」という言葉は照れくさいです。「親友」というに値する友人を、別の人に紹介するときに、「親友」という言葉を使う必要がないと思うのです。それは、当事者同士がわかっていればいいことではないでしょうか。

小学校からの友人M子さんと話しをしていて、
「私は[親友]という言葉を使う人は信用できない。」
と言っていたのを聞いて、なるほどと考えました。どうしてそうなるか。さして仲良くない友達を含み、誰でも親友という人のことを言っていました。M子さんは、その発言を記憶していいませんでした。

最近では、男女を問わず人間として「この人素敵だな。」と思える人に沢山お会いします。そうなってくると、その人との関係性が「知り合い」でも「友達」でもどちらでもいいです。その出逢いに感謝するととともに、私がその方の魅了を知っていて、関係ができていることを嬉しく思います。

私も次男のように、少々理屈っぽい人間なのかもしれません。



[男尊女子]

2017-12-22 20:31:59 | 本紹介
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。思ったこと・体験したことなどを文章にすることは、すべて「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は、[男尊女子]です。

読書の秋ではなく、読書の冬ですね。随分前に買っていたのに、読むことがすすまなかった本がありました。それがこれです。

「男尊女子」集英社(酒井順子著)

ふらりと書店に行き、なんとなく手にして買った本でした。この秋は、活字が恋しくなり、本を読むようになりました。そのうちの一冊がこの「男尊女子」です。

目次は20まであり、面白い内容ばかり。いくつかご紹介します。
3 九州男児 (九州では女性が男性を立てるが、実は女性がとても強い。)
確かにそうでしょう。女性が男性を立てる場合は、女性の側に相当の余裕があると思われます。私の周りの男性を立てる女性は、本当に頭のいい方ばかりです。そして心が広い。

8 無知のフリ(女性は、無知のフリをしたほうがモテてる。ずっとやっかんでいたが、やってみると心地いい。)
私にも経験があります。お酒に強い友人Hさんが、クラス会で酔った振りをしているのを見て、驚愕しました。他にも、天然を演じる女子を男性がとても喜んでいたこともありました。かの紫式部もかしこくないフリをしていたそうです。女性の無知のフリは歴史が長い。

10 レディーファースト(実は、レディーファーストをする外国のほうが、男性が女性蔑視しているかもしれない。)
九州男児の逆でしょうか。私はレディーファースト扱いをされたことがないので、そんな状況になったらぽーっとしてしまうかもしれません。実は、男性の女性蔑視からの行動ともしらずに。そうでもないのかもしれませんが文化が違うので理解するのが難しいです。

20項目、どこから読んでも楽しいです。共感する部分と、違うなと思う部分を感じながら読んでみていただきたいです。そして感想もお聞かせください。冬は日が落ちるのも早いです。読書をしましょう。

▲男尊女子 酒井順子著